2011-06-14

建物の隣棟間隔

はい。
先日、D/Hだった!というハナシでしたが。

H13年に出題されてましたー

13105
初期の集合住宅団地においては,一般に,冬至の日の日照時間から隣棟間隔が求められ,各戸に平等に日照が確保されるように,南面する住棟が平行に配置されている.

答え ○


解説によると、「隣棟間隔/建物高さ」が1/2以上、20m以上が望ましい、となってました~



いずれにしても、D/Hですね。
高さ1に対する隣の棟までの距離。

あんまり近いと見えちゃいますから。





ハナシ、また脱線しますが・・・

3年くらい前に一瞬プータロウした時期がありまして、その時、オランダ、アムステルダムにかれこれ10年以上住んでいる大学の先輩の家へ遊びに行きました。


まさに、人工都市、アムステルダム。

右を向いても、左を向いても、ガチガチに運河(=海水)と戦う街です。



で、ですね。

オランダは、とにかく北緯が高いので、冬は寒いし、太陽高度も相当低いのです。

なので、伝統的に、街なかの建物(だいたい2~5階建てくらい)のあらゆる窓は、デッカイ二層ガラス、そしてカーテンがない!




これ。
日本人の感覚では、ありえない。


行った時期がちょうどクリスマス前で、窓際には、みなさんそれぞれに電飾をぴかぴか。

めちゃくちゃかわいいんです、これが。

おっきなショーウィンドーにも、嗜好をこらした飾りつけが。眺めて歩くだけでも楽しいです。



でも、

ですよ。


ぜんぶ、カーテンがないから、ツリーの電飾とか、全部みえる。

その奥まで、全部見える。



大学の先輩のおうちは、確か4階か5階。

そのお部屋から、お隣の棟(割と広めな道路、それこそ20m?くらい)、だけでなく、さらにその向こうの棟の部屋まで丸見え!!!


というか、2つくらいむこうの棟の窓の向こうの空が見える・・・


えぇ!?
な、な、なんですか、これ・・・
丸見え・・・



と思いましたです。はい。

着替える時は、窓の影に隠れないといけません。はい。




大学の先輩いわく、むしろ、カーテンがあると、中でイカガワシイことが行われていると思ってよろしい、とのこと。

へぇぇぇぇ・・・


こうなってくると、隣棟間隔なんて、関係ないですね。





で、結露は?って。


そりゃ、当然。笑

セントラルヒーティングなので、寒さは割りと感じにくいのですが、北側の窓は、結露でくもって真っ白でした~

2 件のコメント:

  1. いつも ためになるお話ありがとうございます。

    解説もなんか講義並みに一段と磨きがかかったような・・・

    先日のモシではPadmeteaさんのおかげで迷わなくて

    いいとこがありました。

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  2. なめりさん
    おつかれさまです~

    私の記事で模試で点数とれましたか!
    それ、すごい!
    よかったです!!!

    私はどうでもいい予備知識ばかりで、本番に弱いので・・・笑

    お互いがんばりましょうね!

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