2010-01-31

今日の進捗

理解進捗度(個人)で、初めて1%DOWNという文字。






ん!?


そうかー
自動再出問題で×を連発したので、重点管理にした問題が増えたからかー



そもそも、思考回路が前回と同じままで、そのまま回答するから間違うに決まってる。何度繰り返しても同じ?

間違えても、間違えても、繰り返し覚えるしかないなー

がんばれ、私。
がんばれ、みんな。

コンサートホール

03151 1,500人収容のコンサートホールで,客席部分の平均の天井高さを7mとした.
【答え】×

解説:コンサートホールは,音響効果上,十分な気積を必要とする.観客1人当たりの容積(気積)を6m3/1人,床面積を0.5~0.7㎡/1人とすれば,平均天井高は少なくとも9~12m以上必要となる.


うーん、細かい数字が覚えられないな、こりゃ。





と思って、Googleセンセー。

かの、サントリーホールを設計した株)永田音響設計のサイトを発見。
おおー
設計者、座席数、室容積、残響時間が書いてあります。
見てるだけで、楽しいですねー

株式会社 永田音響設計



□サントリーホール
客席数2,006席、室容積21,000m3、残響時間(満席/500Hz)2.1秒

□紀尾井ホール
客席数800席、室容積8,700m3、残響時間(満席/500Hz)1.8秒

□カザルスホール
客席数511席、室容積6,000m3、残響時間(満席/500Hz)1.4秒


なるほど。
都内でクラシックで有名なところの残響時間は、だいたいこんな感じ。室内楽で有名なカザルスホールは、意外に短め。行ってみたいと思いつつ行ったことないけど、機会があったら気にしてみようと思う。



気になったので、ついでに国際フォーラムも。

□国際フォーラムホールC
座席数1,502席、残響時間が1.2~2.1秒で変更可能(文化シャッター)


へぇ!
変更可能なんだ!
お金かかるなぁー
さすがバブル期のハコモノ建築w


ホールAは会議用だから、残響音も短いはず?と思っていたら、どうやらできてから改装しているらしい。(YAMAHA)知らなかったw

ジョアン・ジルベルトやカエターノ・ベローゾで何度かお世話になったけど、音響はほんと最高だった・・・



それにしても、日本国内にはコンサートホールがずいぶんたくさんあるんですねぇ。って、天井高の話だったんだけどw

減衰定数(げんすいていすう)

07072 鉄筋コンクリート造の建築物の内部粘性減衰定数は,一般に,鉄骨造の建築物に比べて大きい.
【答え】 ○

解説:鉄筋コンクリート造は0.03(0.02~0.04),鉄骨造は0.02(0.01~0.03)を用いることが多い。




げんすいていすう、げんすいていすう、げんすいていすう・・・
知らない言葉は、まずは声に出してと。




バネでも、建物でも、時間が経つにつれて揺れ幅が小さくなっていく。振り子や弾性体の揺れは、摩擦や抵抗のために小さくなって最後には止まる。減衰定数とは、その揺れ幅の減少の度合いを表すもの




ということは、この問題は、S造とRC造を揺らした時にどっちが早く揺れが収まるか、ということか。そりゃ、RC造だわ。



ってことで、RC造の減衰定数の方がS造の減衰定数より大きい。
なっとく。






10144 鉄骨鉄筋コンクリート構造の構造特性係数Dsは,鉄筋コンクリート構造の構造特性係数のDsから0.05を減じた値とした.
【答え】○
構造特性Dsと形状特性Fesは、建設省告示できめられているので、下記にリンク。

昭和55年建設省告示1792

アルミサッシの等級

15141 外壁の窓として使用するサッシの性能は,日本工業規格(JIS)により,耐風圧性,気密性,水密性等について,それぞれ等級が定められている.
【答え】○


ついでに。


JIS A 4706 サッシ


耐風圧性:風が当たったときに割れない強さ。S-1、S-2、S-3の順に耐風圧性up!
■住宅の場合
□1階:S-1(80kgf/m2(Pa)「風速36m/s程度」)
□2階:S-2(120kgf/m2(Pa)「風速44m/s程度」)
□3階:S-3(160kgf/m2(Pa)「風速50m/s程度」)

■集合住宅・ビルの場合
□S-3:1600kgf/m2(Pa)~S-7:3600kgf/m2(Pa)

最近の台風の風速って、50m/sを超えることってたまにないっけ?ないか。でも、割れそう(>_<)って時あるなーこわー! Stress(圧力)の略、かな。

気密性:サッシの隙き間から漏れる空気の量。A-1、A-2、A-3の順に気密性up!
■一般的なサッシはA-3等級、断熱サッシはA-4等級。

AはAirの略、ね。


水密性:風+雨の時の雨水浸入をどのくらい防げるか。W-1、W-2、W-3の順に水密性up!
■W-1:100Pa~W-5:500Pa

■一般的な住宅は、W-2等級かW-3等級が必要。


同じく、Wはwaterの略、でしょう。


戸先かまち強さ:荷重50Nに対して、戸先かまちのひずみの大きさ。面内1mm以下、面外3mm以下。


遮音性:音を遮る性能。T-1、T-2、T-3、の順にup!T-4まで。


断熱性:熱貫流抵抗値で判断。H-1、H-2、H-3の順にup!
■H-1:0.125㎡・K/W以上~H-5:0.430㎡・K/W以上


う・・・
なんだか、環境・設備系の話になってきた。笑

図書館の消火設備

07162 図書館の計画において,水による消火を避け書庫にハロゲン化物消火設備を設けた.
【答え】 ×

【解説】ハロゲン化物消火設備は、オゾン層破壊のため生産等が全廃されている。




んじゃ、今はナニ使って火消してんの?





と思って、Google先生ー

国会図書館のサイトがヒット。
http://www.ndl.go.jp/jp/aboutus/data_operat_03environment.html



なるほど。
本館は、二酸化炭素。CO2
新館では、ハロゲン化物をいまだ使っているようだけど。



一方、世界のアンドー氏改築の国際子ども図書館は、窒素。N2
消火性の向上と人体への悪影響の回避、地球環境を配慮し採用しました。
とのこと。by上記サイトより引用



ということは、ハロゲン化物消火設備 ⇒ 二酸化炭素や窒素消火設備 に変わってきていると考えられるわけだ。




ちなみに。
国会図書館って、新旧とも前川國男氏?だったか。

本館は地上2階~地下8階までライトシェルフ(光庭)を使って温度調節しているとか。書架は全て地下階。

国会図書館のある永田町周辺って、坂が多くて地下と地上の見分けがつきにくいから、温度が一定な地下を全面書架にするってアイディア。氷室みたいな。


へぇー
学生のころ、通ったのがなつかしい。
この建物全部が、全部本で埋まってるのかー
と思って、ちょっとびっくりしたような。

ちょっと湿度が高かったような気がしたけど、あれが温度摂氏22℃、湿度55%前後の空調なのね。
なるほど、なるほど。



一方、国際子ども図書館の方は、二重壁。ちょっとした土蔵のイメージかな。あそこも、中はちょっと湿った感じだったけど、中庭に向けて開口が大きくとってあるので、じめっと感は軽減されてる感じがした。



書架の種類も、木製書架、スチール製書架、集密書架と、目的によって使い分け。

勉強になりますね。

※消化設備→消火設備、に訂正しました。ごっつ胃もたれしてそうです・・・

構造-文章題、ようやく終了

しっぽをみたころには、あたまをわすれてしまう、うなぎ。byレオ・レオニ
絵本、スイミーが読みたくなりました。


はじめたのが合格物語発売と同時の11月。構造-文章題で2ヶ月弱。もう、すっかり環境・設備のことなんか忘れてそう(T_T)ひとまず、気にせず計画に突入。ここは得意なので、こなすのも早いとみた。


皆さん、法令集の線引きに入っていて、ちょっと焦り。
法令集は青本を使っているのだけど、amazonでも発売日を過ぎても在庫ナシ状態。ようやく購入できるようになったので、注文。いつ届くやら。どうせ計画が丸々終わってないので、気長に待つべし。笑


というか、問題は集中できてるかどうか。だらだらやってしまっているので、明日は時間区切ってやろうっと。

2010-01-27

開発許可

国や地方自治体が自らの土地をいじって開発許可が必要になる場合、知事と相談&申請するだけでいいらしい。もちろん事前協議がいるし、書類が減るわけじゃないけど(>_<)。都市計画法34条2項だったか。そして、現在担当している物件のある地区は政令都市なので、開発許可の申請先は市長になることがわかった。


建築基準法とはだいぶ仲良くなったけど、都市計画法はまったくもって縁遠い。前、都市計画の事務所にいたのにナー(^_^;)



まぁ、でも建築だけしかやってないよりは、まだマシかも。私の性格上、あまり広いところまで興味もって自ら開拓するようなマメタイプではないから、自分からは調べたりしなかっただろうし。

必要は最大の母。
引き続き、勉強あるのみ。
最近、むりやりPCを立ち上げて、ちらとでも勉強するだけましか。

2010-01-26

粘性土

粘性土の場合のN値、一軸圧縮強度qu、粘着力。

一軸圧縮強度:qu=12.5N
N:N値

もちろん、一軸圧縮試験をやった場合は、実績値を採用。上記の式は、N値から求める場合。

粘着力:C=qu/2=12.5N/2=6.5N

また、粘性土の場合は、内部摩擦角φ=0とする。

砂質土

砂質土の場合のN値と内部摩擦角φ、支持力係数Nc、Nq、Nγ
内部摩擦角:φ=√20N +15  ただし、φ≦40°
N値 大 ⇒ 内部摩擦角φ 大



支持力係数:
Nq=(1+sinφ)/(1-sinφ)・e(πtanφ) ←(πtanφ)はeの指数
Nc=(Nq-1)・cotφ
Nγ=(Nq-1)・tan(1.4φ)
要するに、内部摩擦角が決まると支持力係数が決まる。

内部摩擦角φ 大 ⇒ 支持力係数 大


また、砂質土の場合、粘着力C=0とする。

土の許容支持力度

長期許容応力度qa=1/3(ic・α・c・Nc+ir・β・γ1・B・η・Nγ+iq・γ2・Df・Nq)
短期許容応力度qa=2/3(ic・α・c・Nc+ir・β・γ1・B・η・Nγ+iq・γ2・Df・Nq)
上記より、極限支持力度=長期許容応力度×安全率3。また、短期許容応力度は、長期許容応力度の2倍(令93条)!




qa:許容支持力度(kN/㎡)

ic、ir、iq:荷重の傾斜に対する補正係数
ic=iq=(1-θ/90)2
ir=(1-θ/φ)2

θ:荷重の傾斜角(度)

φ:内部摩擦角、土の斜面と地面のなす角、粘性土の場合φ=0

C:基礎底面下の粘着力(kN/㎡)、砂質土の場合C=0

Nq、Nc、Nγ:支持力係数
Nq=(1+sinφ)/(1-sinφ)・e(πtanφ) ←(πtanφ)はeの指数
Nc=(Nq-1)・cotφ
Nγ=(Nq-1)・tan(1.4φ)


γ1:基礎底面下の土の単位体積重量(kN/m3
      標準値 粘性土16、砂質土18

γ2:基礎底面より上の土の単位体積重量(kN/m3
標準値 粘性土6.2、砂質土8.2
※γ1、γ2ともに、地下水位以下の場合は水の単位体積重量9.8kN/m3を引く

α、β:基礎の形状係数(連続、正方形、長方形、円形などに分かれる)

Df:基礎付近の最低地盤面から基礎底面までの深さ(m)、基礎の根入れ深さ

B:基礎幅(m)

η:基礎の寸法効果による補正係数
η=(B/B0-1/3

B:基礎の短編幅(m)


Bo:基礎幅(m)






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平板載荷試験の結果による式

長期許容応力度qa=qt+1/3N’γ2Df
短期許容応力度qa=2qt+1/3N’γ2Df


qt:平板載荷試験による降伏荷重度の1/2、又は極限応力度の1/3のうち、いずれか小さいほう

N’:基礎荷重面下の地盤の種類に応じた係数


1/3N’γ2Df:基礎の根入れ深さによる効果(土の押さえによる効果)



上記式より、

基礎の根入れ深さによる効果を、
・考慮する場合  短期=長期×2倍とはならない
・考慮しない場合  短期=長期×2倍となる(09182)




まーここまで覚えなくても。
鉄塔建ててた頃がなつかしいので、とりあえずコンプリート。

2010-01-24

木造-壁率比

20111の壁率比計算は、やっぱり避けて通れない・・・笑

http://www.house-support.net/seinou/bunnkatu.htm




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木造建築物の軸組みの設置の基準を定める件
(平成12年5月23日建設省告示1352号)


1 側端部分の面積を求める
側端部分:X、Y方向それぞれ、両端から1/4の部分

解説にある、X方向上・下、Y方向左・右、の意味がわからなかったけど、上記リンクに絵が出ていたので理解。







2 X方向上・下、Y方向左・右の4箇所につき、上記面積×壁係数(地震)を乗じてそれぞれ必要壁量を計算。必要壁量については、前投稿を参考に。



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ちなみに、令46条と告示1352号を見比べて不明点があったので、合格物語事務局へ問い合わせ。結論からすると、壁率比を求める際の必要壁量は、風圧力でなくて、地震力から求める。理解できました!ありがとうございますm(_ _)m
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3 X方向上・下、Y方向左・右の4箇所につき、壁量充足率を計算。
壁量充足率:存在壁量÷必要壁量
存在壁量は、側端部分にある壁の長さ(壁量)×壁倍率の総和。



4 X方向、Y方向ごと、壁率比を求め、0.5以上であることを確かめる。ただし、壁量充足率がいずれも「1」を超える場合は、確かめなくてOK。
壁率比:壁量充足率の小さい方÷壁量充足率の大きい方





絵を確認して、落ち着いて解いたら大丈夫そう。


木造の壁量計算の流れ

まとまって勉強すると、去年どこを見落としていたかわかる。
壁量は、手をつけなかったエリア。



で。
まんまと、去年の問題で壁倍率に関する問題が出たような気がするので、リンク。壁量の計算方法やなんかの解説がわかりやすい。



http://www.house-support.net/seinou/hekiryou.htm









上記サイトを参考に、ざっくり文章にしておく。


木造の壁量の計算(令46条4項)。

1 地震力
地震力による必要壁量 = 各階床面積 × 壁係数(地震)
・どの方向から揺れてもいいように、X、Y方向ともそれぞれ同じ壁量が必要。
・壁係数(地震)は、屋根の材料によって階数ごとに決まっている(令46条表2)。
・特定行政庁が令88条の2で指定した地盤の軟弱な地域の場合は、上記壁係数に1.5倍する(09103)。




2 風圧力
風圧力による必要壁量 = 各階の外壁見付け面積 × 壁係数(風圧)
・XとY方向で見付け面積が異なるので、それぞれ算出。
・見付け面積は、各階の床面からの高さが1.35m以下の部分の見付け面積を引いて算出。
・壁係数(風圧)は、特定行政庁により決定。一般的には50cm/㎡(令46条表3)。





3 X、Y方向それぞれに、地震力と風圧力による必要壁量を比較。大きい方を最終必要壁量とする。





4 設計壁量>必要壁量
設計壁量 = 壁実長(軸組の長さ) × 壁倍率  >  必要壁量
・各階、X,Y方向ごとに計算。
・壁倍率は、筋かいならサイズ、たすきがけかどうかによって、構造用面材なら片面か両面かどうか、等で1.5~5.0の間で数値が決まっている。
・筋かいと構造用面材を併用した場合は、れぞれの倍率を足し算するものとし、その和が5を超える場合は5とする。




設置方法については、告示1352号。
これについては、また次回。

熱関連の単位、意味

熱伝導率Wikiより): W/(m・K) または kcal/(m・h・℃)
・単位時間に単位長さを通過する熱エネルギー
一つの物質内での熱の伝わり易さ


アルミニウム 236W/m・K
ガラス 1W/m・K
水 0.6W/m・K
鉄 84W/m・K
発泡ポリスチレン 0.03W/m・K
グラスウール 0.047W/m・K
普通コンクリート 1.4W/m・K


うーん。
さすがに数値で比べると、断熱材とその他の材料の、熱伝導率の差がわかりますな。




熱伝導抵抗: (m・K)/W または (m・h・℃)/kcal
・熱伝導率の逆数
・値が大きいほど、熱が伝わりにくい




熱伝導係数:W/(m2・K)またはkcal/(m2・h・℃)
・熱伝導率を物質の厚さで割った数値
・値が大きいほど、熱が伝わりやすい




------------------------------------------------------------------
熱伝達率Wikiより):W/(m2・K) または kcal/(m2・h・℃)
・単位時間に単位面積を通過する熱エネルギー
・流体(空気)から物質、物質から流体(空気)の熱のやりとり
・物質から熱が失われていく、または熱が与えられていく量の割合






袋小路に入りそうなので、ひとまずここまで。
申請手続きがいろいろ変わるそうな。
試験には来年反映かな。

http://www.mlit.go.jp/report/press/house05_hh_000142.html

2010-01-23

家族ごとと

父方の祖母が90歳を前に他界した。
あと一週間で90歳だったのに。
お誕生日のカードを送ろうと思ってたのに、間に合わなかった。


母と二人、お葬儀のために帰省。
この数日少しばたばたしたけど、叔父が仕切ってくれたのであっという間に終わってしまった。


祖母が長く生活し、父が生まれた街は広島の小さな酒蔵の町で、久しぶりに戻ったらやっぱりお酒の香りが漂っていた。

祖父は、原爆ドームにあった広島県の土木課にいて、でも、ちょうど原爆が落ちた日は4度目の徴集で山口にいたから、被爆はしなかった。けど、山口から山陽線で戻って、翌日には街の人と連れ立って救援に市内に入ったから、二次被爆で白血病系だかの癌で亡くなっている。叔父は、あんなに元気だったのに、急に癌で死んだから、あれは原爆のせいだろうと思う、と話していた。

祖母は嫁いで70年、祖父が他界してから40年、長い長い一人身の生活をし最後まで酒蔵の町と長屋の家を愛し、広島を離れることを嫌がった。


町は近年の開発で一変し、酒蔵の白い土塀とコンクリートがごちゃまぜのちぐはぐの街になってしまった。父の実家も裏は木造の長屋だけど、通りに面した表は軽量鉄骨の見苦しい姿になってしまっている。街並みを自ら壊していることになって、とても残念。残念を通り越して、有り得ない


お葬式のとき、長く祖母が法要をお願いしていた菩提寺のご隠居と住職が、私の知らない、父の実家の話をしてくれた。法要と墓参りを欠かさなかった祖母、祖父の祖父が菩提寺の再建に土地を提供した、とか。割と町内の中心的存在だったらしい。そんなことも、離れた東京で暮らしてたら、ぜんぜん知らない。家族って、離れて暮らしたらだめなんだと、実感した。





長い前置きだけど。

ひとしきりお葬儀が終わって、四十九日までお骨を預かってもらうために、改めてお寺を訪ねた。いろいろ話が済んで、そろそろ、という時に、住職がおもむろにお堂の話をし始めた。


実は、お堂の天井と床下がもうがたがたで、修理するより建て直した方がいいということになった、と。それで、祖母にも協力をお願いしたいと連絡をしようとしていたのだけど、家にいないようだし困っていたところだった、と。


どうやら、祖父の祖父が再建を手伝ったとき、曳き家をして今ある場所に移したのだが、その時の大工の腕がよくなかったらしく、シロアリ被害やら、腐ってるやらで、天井も床下もぼろぼろらしい。それと、お堂の大きさにくらべて柱が細く、現代で言うところの構造計算的にもダメということになったらしい。


建立100年、移転して100年。
でも、腐ってしまったから、今回修理しても、せいぜい100年持つか持たないか。



その時、住職ははっきりとこう言った。

100年しか持たないのなら、建て直した方がいい。
未来永劫に続いていく教えに、100年しか持たない建物なんて。



これまで、父の実家についてあまり関心がなかったことを恥じるとともに、こんな住職がいる菩提寺で少しほっとした。




それと、住職は続けて真顔でこう言った。

木造の建物を建てるのに、建築基準法がうるさくて排煙とかたいへんなんです、と。都会のビルじゃあるまいし、お堂なら戸を開ければどっちの方向にも逃げられるのに、と。


これには苦笑いするほかなかった。



自分の代で建て替えになるなんて、とおっしゃる住職。
がんばれ、住職!

2010-01-17

集中力

合格物語のNEWS記事を読んでいて、まさに「勉強が下手な人」に該当するとみた。学生のとき、板書、たくさんしてた!してた!ハハハ


http://www.19get.com/user_19get/news/detail.jsp?intSuccSeq=245



枝葉末節が気になる。
構造計算に入って特に。

ちなみに、今の集中力の度合いは、我ながら低い。
机の前にはいるけど、それこそ、理解できない⇒気がのらない⇒眠くなる、の悪循環で勉強も散漫になりがち。

というわけで、毎日の理解進捗度は1%upがせいぜい。進む時は平日でも4%とかいくけど。
うーん。
我ながら、ばらつきが多い。
せめて今月中に構造-文章題は終わらせたいのだけどねー
二ヶ月かかってるよー、私。


さて。
集中力散漫人間の最たるものが、以下のサイト。
技術者向けのコラム、が面白いのだけど、これ、結構文章量がある。暇な時読むことにしないと、終わらないよー、私。
http://www.structure.jp/




明日、自分の勉強時間の行動を記録してみようっと。

ユーザープランニング

参加してきました。
講師の皆さま、参加された皆さま、ありがとうございました。


というわけで。
今日の目的は、まだ一度も製図受けてないけど(正確には二級はやったことあるけど一級の製図はまだなので・・・)、今日は去年の製図の傾向を知るため。


数年前に製図の勉強だけしたことがあったので、そのときより、しばりが少ないなーと思いながら聞いていました。部屋ごとに細かい面積設定がないだけでも、ありがたい(T_T)
ガチガチのパズル感がなくなってる感じがしましたー

あと、学科の知識って、やっぱりペーパーだけでなく、製図にも必要だなーと。
今日は、構造の解説の際にその話が出てたけど、学科と製図で傾向が見て取れるというご意見に、いちいちごもっともでした。

って、まぁ、まだ製図も含めそもそものスタートラインに立ててないので、このくらいにしておこっと。


法規の道路斜線規制関係は、ほんと、きちっと頭入ってないと製図できないなと、改めて思い。製図&実務に応用できる学科の知識を蓄えたいなと。


それから、設備の知識がほとんどないので、これから実務を含めて図面よくみて、PSがどうなってんのか、コアとの兼ね合いとか、そうゆうのを意識しないと。外置きのキュービクルとか、圧送式の受水槽とか知ってないと、デタラメ図面しかかけないし。


さー
学科の勉強、再開!

2010-01-14

眠気との戦い

今日一日でSRC造110問をほぼ終えることができそう。構造-文章題で相当時間がかかっているから、ぼちぼち前に進まなければ。


テストだったら、構造の問題は30題×4選択肢=120問。施工25題×4選択肢=100問を入れると、2時間45分で220問を突破しないといけないから、たいしたことない、ハズ?



それにしても、眠ーい


最近、実務の方では、基本設計で法規系を調べているため、それでなくとも細かい字に目がしょぼしょぼ・・・早く帰らせてもらえてるので助かるけど、年度末に向けて、こうはいくまーい。


稼げるのは、余裕のある今のうちだ!笑
がんばれ、私。

2010-01-13

わーい

やっと、鉄筋コンクリート終了!!!


ぜんぜん終わりが見えなかった構造-文章題だけど、先日一発逆転模試をやったおかげで、現実!?を直視することができた模様。

音声も、コトバとして聞き取れるようになってきたしー
よしよし。
この調子。
がんばれ、私。




もう一つ、模試をやった成果といえば、長時間問題を解き続ける『精神力』が必要だ!!!と思い出したこと。






一人模試中、途中で何度止めようと思ったか。



学科Ⅲ(法規)が大変すぎて、最後の学科Ⅳ・学科Ⅴを解いてる最中には、意識がモウロウとしていた。
そうだった、そうだったー
去年の試験中も、何度もぼーーーーーーっとしてしまって、途中で、寝ちゃだめーー!と思ったんだったー


学科Ⅲをもっともっと勉強して、楽に解けるようにしておいて、最後の2科目×2時間45分の長丁場で、計算ミスせず、丁寧に、最後まで解ききる体力と精神力を残しておかないとね。



今年、一級建築士になる。
なる。
なる。
なる!

2010-01-12

一人一発逆転模試!

一日トライアルで、ウラ指導さんのH21年の一発逆転模試No.1を。
時間通り、5科目をするするーとやりなおし。

学科Ⅰ 11/20
学科Ⅱ 16/20
学科Ⅲ 18/30
学科Ⅳ 16/30
学科Ⅴ 7/25






あー
目が覚めるなぁー

ともかく。
去年一回は解いていたけど、ほとんど答え合わせする時間なかった。
今日、久しぶりに一日で一周やり直してみて、思い出したことをいくつか。


学科Ⅰ
合格物語、未着手。答えを覚えている問題がいくつかあったけど、去年から学校の設計をしているせいか、体育館のサイズなんかは、諳んじていてOKだった。あとは、合格物語をやれば大丈夫そうかな。音声がいいかも。


学科Ⅱ
意外と、点数とれた!さすがに一巡しているだけある!成果が見えて、嬉しいーー♪


学科Ⅲ
時間いっぱいいっぱいだった。時間中、なんだっけこれ?って問題が多くて焦ってつらかったー

ただ、線引きの成果も見えて、どこを見ればいいか、割と書き込んであったので、助かった。線引きの方法はまずまずと見たから、法令集が発売されたら去年の線引きを参考にしよう。


それにしても、学科Ⅲを傍観するに、去年の悪戦苦闘はなんだったのーーー!?

というほど忘却の彼方な箇所、多々あり。
法令集に書いてあるから、覚えなくていいやー的な勉強の仕方してるなー、私。
最初の用語の定義くらい、全部頭いれとけー
知識が知恵になっとらーん!!!!
ぐぅ。

特に、防火・避難関係。防火地域内の建築物云々、防火区画、避難云々。
ただ、容積率の計算は合っていたことが、意外。そうそう、やり方は法令集に全部書いてあるじゃん。あと確実に取れる建蔽率、高さの問題をやっておかないと。こまごま、見直しが必要ねー


学科Ⅳ
現在、合格物語で悪戦苦闘中の、構造。意外にも、前半の力学は6問中、5問正解!すごーいぃ!やるじゃん、私。っていうか、たまたま?か。計算ミスしなければ、大丈夫か?
しかーーし、あとの文章題はぼろぼろー

現実を見よ、私。
あきらめずに続けてやるしかないなー凹。


学科Ⅴ
文句なしに、苦手科目ー
ふー学科Ⅴがupされる前に、計画を終わらせておきたいねー



さてとー
こんな感じで、ぼちぼちですー
はやく寝よー

山留工法

アイランド工法ってなんぞやー
トレンチ工法ってなんぞやー




というわけで、Google先生に教えてもらった、絵つきの山留め解説サイト。助かるー

http://www.caddec.com/Dictionary/method.html

2010-01-10

少しずつ少しずつ

去年つけた勉強ぐせが、すっかりどっかへ行ってしまったー
といっても、去年の学科終わった時点(7月)の話だから、もう半年以上前の話
目を覚ませ、私。



んん?テストまであと半年?土日はあと何回あるんだ???単純計算で、土日2日×4週×6ヶ月=48日?




こんな計算してる場合かー
気分転換のとき、カウントダウンガジェットさがそうかなw



というわけで、何はともあれ机にはりつく一日。
そうしてようやく力学を少しと、RC造を少し。


ふー
まずは、習慣づけが大切、大切。
この調子だとあっという間にテストになりそうだけどー
がんばれ、私。
がんばれ、全国の建築士目指してる人!


次の土日は、苦手な法規の建ぺい率、容積率の計算やるぞー
実務と関係あるしー♪

あ。
来週日曜は、ウラ指導さんの講評会だった。
予定は未定ー

今頃気づいた!-合格物語使用方法


去年、合格物語の検索タブに気づいたのが、試験一ヶ月前・・・


遅い。
遅すぎた・・・





そして、今日気がついたのは、音声のテキストがDLできるページ。上記ソフトアップデートのサイトから、ソフトコンテンツ(印刷用PDF一覧)のリンクに。

http://www.19get.com/user_19get/update/index.jsp




なんじゃらほーい。
がんばってソフトから一枚一枚プリントアウトしていた無駄な時間が・・・(T_T)



今日もがんばれ、私。
みんな、がんばれ。

2010-01-08

実務がヒートアップ

月末の提出に向けて、準備が・・・

お正月休みでしっかり遊んだ(買い物三昧)ので、この3連休は、去年のウラ指導さんの一発逆転模試1をやってみよう。そして、放置気味の、構造力学。


がんばれ、私。
がんばれ、一級建築士目指してる人たち!
一級建築士になるぞー
なるぞー

2010-01-04

やっと

ようやく鉄骨構造が終了。
恐るべし200問強。
一級建築士は鉄骨造の設計が多いから?似たような質問が多い気がする=点とりやすいはず!?



ともかく、ざっとやって細かいところは飛ばした感じ。力学をやればちょっとは解きやすくなるに違いない。あと、法規も。
わーい。
一ヶ月半もかかってしまった。長すぎ。次いこ、次!

2010-01-02

フランジとウェブ

超、基礎的なこと。

ウェブ:H型の軸部分。
主にせん断に対して抵抗。

梁の場合、重力方向と平行部材、と考えた方が想像しやすい?


フランジ:H型のウェブに接続する上下縁の鋼材。
主に曲げに対して抵抗。

ウェブにフランジがつくことで、断面二次モーメントが大きくなり、曲げ剛性が向上する。

H-300×300×10×16:
H型鋼の外形寸法(ウェブ幅+フランジ厚×2)、フランジ幅、ウェブ厚、フランジ厚


柱に対して、どっちが突合せ溶接で、どっちが隅肉溶接なのか・・・

形を想像しないと、永遠と記憶にのこらない。



幅厚比:B/t(幅B、厚さt)

幅厚比が大きいほど、局部座屈しやすい。





ふー
用語辞典、買った方が早いかも・・・笑

2010-01-01

あけました

2010年になりました。
元旦のお天気は、見事な快晴。
雪をかぶった富士山が、家の窓からきれいに見えました!
しかも、今夜は見事な満月!

毎年ながら、新年は厳かな雰囲気になりますね。
ナニカ普段とは違う空気。

来年の元旦は、一級建築士になって迎えたい。
ことし一年、がんばります。
(といいつつ、明日は買い物に…苦笑)