2012-04-09

自家発、その2

先ほど紹介したITProのページ、後半編がありまして。

読み進めるたびに、うなる・・・




意外と自家発導入って、カンタンじゃないんですね。

調べてよかった。



試験内容と離れるので、ここには書きませんが・・・

ざっくり。
設置となると燃料保存の空間的な制限があったり、騒音、学校や保育園からの距離の確保やなんか、定期的な保守点検が必要だったり、燃料調達の問題、通常使っている電源との入れ替えのタイミングの問題・・・


いろいろあるみたいで。

小規模な企業がおいそれと、カンタンにできるようなものでない、ということだけアタマ入れときます。



ただ、それこそ病院やサーバ管理会社やなんかは、電気止めちゃいけないわけで、社会的な需要が明確になったということは言えます。


規制緩和なり、地域冷暖房システムのような感じで、業務保安用の電源装置を、小地区単位で確保するとか・・・

再開発とかの面整備のときや、超高層ビルとかつくるときに視野に入れとかないとなニオイがしました。都市計画的に。


なるほど。
それで都庁とか六本木ヒルズは、それように自前で燃料調達とかしてるわけですね。

で、余ったから他にも売れると。


あー
アタマぐるぐるしました。

はい。
勉強戻ります。笑

2 件のコメント:

  1. けろ です。

    ある程度大きな施設になりますと、冷暖房に結構な熱源を必要とします。電気もたくさん使います。
    発電すると熱もたくさん出てくるので、自家発電をして、出てきた熱を冷暖房に使えば、一石二鳥。そういう理由で、大規模施設では自家発電を採用します。
    (熱エネルギーは、冷房にも使えます)


    電気需要をまかなうのを優先するか、熱需要をまかなうのを優先するか、経済的な損得勘定を考えて設計します。電気の最大需要をまかなうように設計すれば、それ以外の時間帯には余力があるので売電できます。電力会社が高く買ってくれるなら売るし、そうでなければ出力を落とせばよい、ということになります。
    熱と電気との両方を発生させるので「コ・ジェネレーション」(略してコージェネ)です。

    重要な施設(災害対策本部を置く庁舎や病院など)の場合には、普段はガスを使って運転し、非常時には貯蔵しておいた油を燃やして、などという二重化を図ったりします。


    > 意外と自家発導入って、カンタンじゃないんですね。

    え? カンタンだと思うんですけど……。


    すみません。お節介が過ぎたかもしれません。

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  2. けろさん、ありがとうございます!

    さすが、さすが。
    なるほどですね。
    導入するなら、コジェネとセットですよね。

    いや、カンタンじゃないと書いたのは、既存施設への設置、でした。

    ITProの記事の後半にそんなような解説がありますが、
    まぁ、あれこれ規制やら、協議などを経て設置することになるし、
    定期的な保守点検やら、
    既存のエネルギー設備との兼ね合いもあるので。

    新規だと最初からコジェネを組み込んで設計できますが、
    追加となるといろいろ手間になりそうなんだなと。

    そうゆう意味でしたよ~
    お節介とかとんでもないです!

    今後ともよろしくお願いしますね!

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