2012-04-15

ビザンチン建築

かのヴェニス、サンマルコ広場にある、サンマルコ寺院。

2回も行ってるのに、ビザンチン様式だって認識できず(-_-)


昨日、ざっくりギリシャ~ロマネスクまで学んで、改めて4年前くらいに自分で撮った写真を眺めるなど。





なんで、あれがビザンチンなのか・・・

ビザンチンって言ったら、ほら、もう、試験的には、トルコイスタンブールのハギヤソフィア(アヤソフィア)ですよねぇ?

あれと雰囲気全然ちゃうやーん。
(てのが一回目の訪問の感想)


カメラがへっぽこなので、全体が撮れず・・・(しかも午前中なので、陰が。)

訪問1回目は確か修復してたのですが、2回目は終わっててきらきら~度がさらに満載。

まぁ、よくあるポジションの写真です。





西洋建築史にとんと興味のない私ですが・・・

サンマルコ寺院、ヴェニスの中でも異色なんですよねー

一回目は、サンマルコ広場の対岸にあるパラーディオの傑作、サン・ジョルジョ・マッジョーレ教会に行ったのですが、そのイメージががっつりで・・・

パラーディオのような優雅なルネッサンス建築が大半なんですよ。ベニスは。

サン・ジョルジョ・マッジョーレ教会は、これです、これ。




さぁサンマルコ広場!
きたよー

・・・。
え・・・


これ、サンマルコ寺院・・・!?
サンマルコ寺院ってこんなん?(失礼)


過剰な装飾(というか金を多様したきらきらなモザイクの色彩)にちょっとびびって、遠めから眺めるだけでした。






二度目に行った時は、サンマルコ教会の中まで入りましたので。
内部の写真をドーン!



入り口側のドームからの眺め。
上から見て十字に5つのドームがあって、手前、真ん中、奥と3つのドームが並んでいるのがわかりますね。

もちろん、左右にも同じサイズのドームが。




これは真ん中?入り口側?のドームの眺め。



ペンデンティブの接合部の装飾。
お天気がよかったので、内部も割りと明るいです。



奥のドームと、円形窓。
奥のドームは祭壇になっていて、一般客は中には入れません。




これは、床のモザイク。
全面こんな調子。
死ぬほど細かいです・・・笑



どうです?

確かに。
内部空間は間違いなくビザンチンだわ・・・



ということで。
当時のベニスのポジションとして、こうヴェネチア艦隊とかバルチック艦隊とか、そうゆうノリですから・・・

手漕ぎのガレー船とか・・・
十字軍の大活躍とともに栄枯盛衰したわけで・・・




ハギヤソフィアみたいなやつ、ベニスにも造ろうよ~的な。
そんなノリだったのかもですね。



調べると、聖マルコの遺体を安置するために800年頃建てられて、改築を重ねて、ロマネスク、ゴシック的な要素が加わってるとのこと。

そんでもって、十字軍の戦利品を飾る場所でもあったようです。

現在ファサードにいる馬の銅像(もちろん略奪品)はレプリカで、本物はどっかの美術館所蔵だそうで。





はい。
ナニゴトも外見にだまされちゃいかん、ってのが結論。笑

これで、ビザンチンはだいたい押さえました。



ちなみに、聖マルコさんの遺体安置場所である地下室(クリプト)には入らなかったです。

入れなかった?

あと、別料金で2階部分の展望室に上がれるんですが、それもケチってあがりませんでした。

調べないでいくとこうゆうことがおこりますね。笑


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