2013-01-30

なかなか覚えられない日本建築史

蔀戸、三畳台目、海老紅梁、対屋、南部曲屋・・・

大仏様の特徴と、唐様の特徴述べよって!?
うううううう・・・


文字だけ追いかけても、なかなかアタマに入ってこない建築史。

ていうか、江戸期の建物だって、今の私たちの生活からしたらほとんど外国に近い感覚。




意匠・設計専門でない方は、日本建築史、西洋建築史はあきらめてる方も多いかも?

しかし、まぁせっかくなので、勉強の息抜きがてらぱらぱらと見られるような、一般向けのカラー解説本、オススメを。

意外と写真や図面の多めな本の方が、とっつきやすいかも。



ひとつは、早稲田大学教授であられる中川武氏著。



A5版、全120ページ弱。

寺院、神社、住宅、城郭建築の4部門に分けて、江戸期末までくらいをターゲットに、ひとつ、ひとつ、建物の写真、平面やパースなどの図面、特長等の解説が付きます。

あと、その建っている建物の住所も書き込まれていて。

学科試験に出てない建物ももちろん多いですが、大方は日本建築史では定番の建物。

伊勢や出雲、奈良の東大寺、法隆寺、唐招提寺、二条城、桂離宮、如庵など。

建物に特徴あればあるほど、その様式の言い回しや独特な手法を使う建物であればあるほど、字面を追いかけるより、図面や写真を見てしまった方が覚えるのが早い。



苦手な人にオススメです。


出張の折りとか?家族旅行の行き先とか?

無理のない範囲で、建物の近くを通る際は、ちょっと寄ってみるとか。

京都周辺関西方面の方は、むしろその立地を活かして、日本建築史は得意分野にしてしまってくださいませ。



もう一冊は、磯崎新氏著。


投入堂の前での表紙ということで、思わず手に取りました。笑

半分くらいは、上の中川氏の内容と多少かぶりますが、12選、なので少し学科試験勉強向きではないかも・・・

ただし、解説が充実していて面白いので、読む価値ありです。

て、内容に興味あるのは私だけか。




最後は、少し突っ込んで勉強したい人向け。

定番中の定番。
日本建築学会から出ている、日本建築史図集。


ただし、モノクロで写真少なめ。

ひたすら、平面図や立面図などの図面が続き、後ろの方に解説ページが。

少しマニアックな内容なので、ちょっととっつき辛いかなー


この本は学生の時に教科書として買って以来、ほとんど見ることがなくずっと本棚にあったのですが。

完全に本の中身を忘れてましたね。



そういえば、図面とか載ってるかもなーと思ってぱらぱらしたことがあり。

おおおおおお
載ってるジャーン。

これで、出雲大社の「非対照」という意味を理解しました(遅)。


ということで、少し専門的になりすぎて、学科の勉強には向かないかもですが、解説も含めてピンポイントで細かく解説を読みたい人向き。



何かを記憶するのに、機械的に覚えられない人向けです。(私)



0 件のコメント:

コメントを投稿