14161 応力が許容応力度以下となった小ばりのたわみを小さくするため,同じ断面寸法で降伏強度の大きい材料に変更した.(鉄骨構造からの出題)
あぁ、これ。
ん・・・
と考えたあと、降伏強度云々してもヤング係数一定だから、そこいじってもたわみの量は変わらないでしょ・・・
てことで×としたら、正解でした。
改めて、力学のたわみの公式を確認。
http://www.19get.com/user_19get/update/contents/webcourse/05_rikigaku/08_tawami.html
ほうほう。
単純梁のたわみの公式たわみは、集中荷重Pと長さの三乗に比例。
たわみδ=PL^3÷48EI
たわみは、ヤング係数と断面二次モーメントに反比例。
鋼材は、強度に関わらずヤング係数が一定。
だからたわみ量は、分母が変わらないので変わらない。
たわみ量を小さくしたれば、支点の長さ(L^3)を変えるか、断面を大きくする(I)か。
力学で必死こいて公式覚えても、文章題で出されると、とたんにありゃ?なんだったっけ?
当日、いきなり文章題マジックにかかっちゃうんですよねー
ぜんぜん難しいこと聞かれてないのに。
さて。
これが、RCになったらどうなるでしょうかーーー
コンクリートのヤング係数は、強度に比例する?しない?
そうすると、RCのたわみ量はコンクリート強度を変えると増える?減る?
コンクリートのヤング係数は、単位容積重量γと設計基準強度Fcに比例する(これもコンクリート項目のとこで頻出・・・)。
RCの場合は、設計基準強度を18N/mm2から24N/mm2とかにすると、たわみ量が減る、ということが理論上は言えますね。
(´_`).ooO(実際そう設計してるかどうかは知りません・・・笑)
毎回これ確認するんですが、こうゆう余談をはさむとなんとか覚えられるので、懲りずに確認。
0 件のコメント:
コメントを投稿