ということで、スゥエーデンやオランダなどから学ぶ、国際色豊かな地盤調査。
で。
Sounding って、なによ?
日本だと、「音」という名詞の意味が決定的ですが、動詞で使うと「湖や海底の水位を測る、海底などを調べる」という意味があるそうで。
ちょっと、馴染まないですね。
あとは、人について調べる、様子を探る、打診する、という意味も。どっちかっていうと、こっちの方がピンときますでしょうか。
スウェーデン式と、オランダ式で、国の違いがいまいちわかりにくい。
でも、以前、欧州の港町アムステルダムへ行って納得しました。(前にも記事にしたことがあったかもしれません。)
同じ海と共存するやり方でも、イタリアのベニスのように、追いやられて自ら海の上に住んでいるのとはちょっと違い、何せもともと海の水位より低い位置に居を構えて生きてるわけです。
日本では、台風と河川の氾濫に泣かされてきた歴史があるとしたら、彼らはひたすら、海の水位との戦い。
1m掘れば水がざぶざぶー
まっすぐに積んでいったレンガも、数十年単位で沈んでいき、家ごとジャッキアップする必要が。こんな感じ。
これは強烈でしたねー
アムス市内の建物全部が全部こうではありませんが、この建物を見て思わず笑ってしまいました。見事に水平と垂直のない世界です。
そして、空からアムス郊外をみた感じ。
海沿いに延々と続く土手がみえますでしょうか?まさにフランダースの犬、の世界です。
というわけで、オランダ式の地盤調査は、軟弱地盤向きでーす!
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