09115
延べ面積10,000㎡のスーパーマーケットの計画に関して,売場の照度を500lxとした.
解説
スーパーマーケットの売場の照明は,明るく清潔で,気軽に入りやすい感覚を重視し,1,000~1,500lxの高照度を一般的に採用する.
尚,蛍光灯による直接照明が用いられるケースが多く,局部的に商品の演出性を高める目的でスポット照明が用いられる
ん。
と思った問題です。
いや、確かにスーパーで500lxは低いですよね。
学校の教室の全般照明の目標値が照度500lxとすると、500lxというのがどのくらいの明るさか、というおおよその目安になりましょうか。
というのは、3月11日までの話。
いや、
試験問題としては、答えは1000~1500lxでいいんでしょう。
しかし、現実問題。
電力の供給とかいろいろ問題になってきてますよね。
関東だけです。
こんなに暗いのは。
大井川?でしたっけ、50Hzと60Hzの境を越えた向こうがわ(西)は、明るいです。かなり。いや、それが3月11日までの生活だったんだなぁと。
4月半ばに、父方の法事で関西方面に行って思いました。
そうか、これまでこんなに照明ぎらぎらな生活をしてたんだ、と。これが当たり前だったんだなぁと。
建築業界サイドとしては、この数値の意味をよく考えないといけないんだなぁと、改めて。
スーパーは鮮度が命。
百貨店は夢を売るのが商売。
野球だってナイターで楽しみたい。
暗い道路は明るくしないと犯罪が起きるかもしれない。
こうやって、どんどん、どんどん。
3月に辞めた会社は、地下鉄の駅構内の設計なんかもやってましたので、こうゆう会話はよくありました。
床面照度で200lx必須!!!
しかし省エネも!!!
これ、地下鉄の会社の独自の奨励値なんです。
どうです?
六本木周辺の地下道をお歩きになって、そうゆうことを考えてみたことはおありでしょうか?
でも。
3月11日以降、電気を一部消していると。
それでもぜんぜん不便じゃないですよね?
東京周辺にお住まいの受験生の皆さん。
既に東京周辺の建築業界の人たちは、この明るさが通常になっています。
スーパーの売り場の照度が500lxでも、誰も気にしない時代がもうそこまで来てるかもしれません。
いや、実際、既にそのくらいになっているかも?
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