2010-01-31

図書館の消火設備

07162 図書館の計画において,水による消火を避け書庫にハロゲン化物消火設備を設けた.
【答え】 ×

【解説】ハロゲン化物消火設備は、オゾン層破壊のため生産等が全廃されている。




んじゃ、今はナニ使って火消してんの?





と思って、Google先生ー

国会図書館のサイトがヒット。
http://www.ndl.go.jp/jp/aboutus/data_operat_03environment.html



なるほど。
本館は、二酸化炭素。CO2
新館では、ハロゲン化物をいまだ使っているようだけど。



一方、世界のアンドー氏改築の国際子ども図書館は、窒素。N2
消火性の向上と人体への悪影響の回避、地球環境を配慮し採用しました。
とのこと。by上記サイトより引用



ということは、ハロゲン化物消火設備 ⇒ 二酸化炭素や窒素消火設備 に変わってきていると考えられるわけだ。




ちなみに。
国会図書館って、新旧とも前川國男氏?だったか。

本館は地上2階~地下8階までライトシェルフ(光庭)を使って温度調節しているとか。書架は全て地下階。

国会図書館のある永田町周辺って、坂が多くて地下と地上の見分けがつきにくいから、温度が一定な地下を全面書架にするってアイディア。氷室みたいな。


へぇー
学生のころ、通ったのがなつかしい。
この建物全部が、全部本で埋まってるのかー
と思って、ちょっとびっくりしたような。

ちょっと湿度が高かったような気がしたけど、あれが温度摂氏22℃、湿度55%前後の空調なのね。
なるほど、なるほど。



一方、国際子ども図書館の方は、二重壁。ちょっとした土蔵のイメージかな。あそこも、中はちょっと湿った感じだったけど、中庭に向けて開口が大きくとってあるので、じめっと感は軽減されてる感じがした。



書架の種類も、木製書架、スチール製書架、集密書架と、目的によって使い分け。

勉強になりますね。

※消化設備→消火設備、に訂正しました。ごっつ胃もたれしてそうです・・・

0 件のコメント:

コメントを投稿