2009-11-18

昼光率

昨日の投稿。

なかなか昼光率の概念がアタマに入らない。

昼光=直接光+天空光

直接光:太陽を直接見た時の光
天空光:太陽光が拡散・乱反射されて地上に到達する光


昼光率(%)=ある点における室内照度÷全天空照度×100


この式、ゴマンと聞くけど、覚えられない!



全天空照度:周囲に障害のない、屋外における水平面照度。
天空輝度による照度。
この時、天空は等輝度完全拡散面として考える。
直射日光による影響を無視し、天空光の照度のみを考慮。

時刻によって全天空照度が変わると、それに伴いある点に室内照度も変化。
だけど、その時は、昼光率は一定。変化しない。
全天空照度が、屋外における水平面照度だから?



一方。
昼光率:室内に入り込む天空光の照度によって変わる。
窓の前にある建物や木々の影響、ガラスの透明度、汚れ方、すりガラスかどうか、室内の仕上げ(反射率)やなんかに影響される。

天空の相対的な輝度分布によっても、昼光率は変化する。
窓が北向きか、南向きかで、室内に入り込む天空光が変わるから。




要するに。
全天空照度は、屋外で考えた時の障害のない天空の輝度ってことで、朝と昼とでは当然天空輝度も変化するから、室内のある点の照度も同時に変化する。


片や。
昼光率は、室内に入り込む光だから、窓の位置や向き(天空の相対的な輝度分布)や、窓の周辺環境、窓材料、室内の様子、部屋の形状やなんかに影響されちゃう。




なんだって。
なんとなく、理解できたような、できないようなー

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