で、
先日、ウラ指導の学科検証会に参加した際、ぎしさんにご質問いただきました。
「計画の取りこぼしが、ほぼ建築作品で・・・どうやって勉強すればいいですか?」
私が合格したH24年頃って、作品系はたしか2問、3問程度しか出なくてですね。
しかも、建物見学行ったことあるのに、問題として問われると解けないという現象が起きてまして。(なぜか?は↓に書きます
で、やけくそになりまして。
計画作品は過去問をなんとなく覚えて・・・、でなんとかなった時代でした。
というか、一応はやったつもりですが、全然得点できませんでした。キッパリ
そして、当時まだウラ指導の建築作品講習会とか、ありませんでした。涙
てことで、私のやり方は全く参考にならなすぎるので。爆
ついったーで合格者の方にヒアリングしてみました。(他力本願
ご回答いただいたみなさまにそれぞれ許可をいただいていないので、どなたの発言かは、ちょっとぼやかして書きますこと、ご了承ください・・・
1. 効率が悪そうなので、捨てました
ははは気持ちよいですね~
私より先輩の方のご回答でございまして。
私とほぼ同じ意見です。
しかし!
建築作品の出題が多い今は、これを真似してはいけないですよ。(じゃ記載するなよ的な
次いきましょう。
2. トイレの壁!に作品の写真と解説を貼り出して毎日眺めた
できれば、私のtwitterアカウントからたどって頂きたい。涙このすさまじい努力を・・・
プロフィールによりますと、合格物語で独学で学科突破された方です。
結構前にこのトイレの壁一面に貼り出された写真をツイッターにアップされてまして。
わたくし、このツイートを拝見したときはずいぶんと驚愕いたしました。。。
なお、その方による反省点としては2点
- 5月下旬ごろから貼る作業をやったが、もう少し早くからやっておけばよかった
- 試験にほとんど出なかった
3. 建築雑誌やグーグルマップ、観光案内的なWebサイト活用
この方は、国内の作品は見に行ったことがあったものが出たそうで、ラッキーだったとおっしゃってました。他に、こんな感じ。
- 見たことがないものや海外ものは、建築雑誌やグーグルマップ、観光案内的なHPを見る
- 教科書読んでも楽しくなくて、単なる暗記も面白くない
やっぱ、白黒写真と字ヅラでの説明だとちっともアタマに入ってこないですしね。
海外の建物は、超有名な建物が多いし、街のランドマークかつアイデンティティ的なものが多いですからね。
観光案内的なサイトを見るってのは、印象というか記憶に残りやすいと思います。
あと、グーグルマップ・ストリートビューで、建物のご近所さんをうろちょろするのも大事ですね。
個人的な住宅はプライバシーの問題がありますが、検索すればほぼどこでも見られると思います。
勉強に飽きたときとか気分転換に、ストリートビュー上でさんぽにでかけるのもといいと思います。
ヨーロッパの大聖堂とか見てると、飛ぶように時間過ぎますね(=だめな時間の使い方・・・爆
4. 苦手だったので、特徴を強調したイラストを書き出しながら解答
この方は、学校通われてるのかな?去年から40点もアップして合格されたようです(ついーと辿らせてもらいました。。。
いやはや。
ウラ指導の学科でも、問題を解く時に、問題用紙に問われているポイントを書き出して、
冷静に判断するようにお伝えしているのですが。
この方は、それを知ってか知らずか、実行されてるということですね。
素晴らしいです。
それぞれの作品の「特徴」が書き出せる=アウトプットできる
これが、正解に近づく一番速い方法ですよね。
特徴を強調したイラストで覚えるというのは、とても大事だと思います。
Good jobです!
5. 年代順に、日本と西洋を比較しながらノートにまとめる
この方は、合格物語卒業生で、ほんとにコツコツタイプなのですが、これまたまとめ方が秀逸です。- 合格物語を一巡して間違えたものを、まとめる
- 古いものから年代順に
- ノートの半分に日本建築史、もう半分に西洋建築史、だいたい同じ時期で並べる
- 特徴をイラストにして
- スキマ時間にura410プログの建築史を読む
ウラ指導的に模範解答w
日本と西洋の建築史を、年代順でまとめるとか、もはや教科書!?という具合ですが・・・
自分なりにまとめながら、調べながら、だと、覚えますよね。
あと、ウラ指導ブログですね。
左側のメニューに、「カテゴリー欄」がありまして、プルダウンで選べるようになってます。
膨大な記事から、選んで読むといいと思います。
ペンギンさんのぶっちゃけ解説、めちゃくちゃアタマに残りやすいですからね。
向かうところ敵なし。
なお、毎年6月ごろですか、ウラ指導の作品講習会もあるのでおすすめです。
6. コンパクト建築設計資料集成を読む
これは、一番にご回答頂いてまして、ほんとに定番なんですけど、なぜか誰もやらない方法。私も、受験生当時はやりませんでしたw(←
なぜかなー
ここから出題されていると言われていて、一番効率がいいはずなんですけど。
これでやってるという人が、まわりにいないのはなぜw(ツイッターにはおられました!
ちなみに、合格物語の補助教材・推薦図書です。
製図試験でも使うから、買え!!!
いいから買うんだ!!!
買ってお昼休みに眺めるんだ!!!
やっぱり、図面見て&この解説を読んでいるのといないで、雲泥の差なんだなと。
今となっては思います。
この本買って、いちいち調べてって・・・
時間かかりそうだから、躊躇しちゃうんですよね・・・
だから、得点できなかったんだなと、今となっては思います。
それと、教えてくださった方もおっしゃってましたが・・・
「ただ暗記する」のと「建築的な視点から、その建物の特徴を理解している」のとは、全く違うわけで。
- 建物が成立した背景にどうゆう社会情勢があり、どうゆう特徴があるのか?
- 建設当初、なにが斬新だったのか?技術なのか、材料なのか、空間なのか、配置なのか・・・
- 建物にどうゆう思想が込められているのか?(宗教建築は特に
私が建物見学に行ってても、試験問題として得点できなかった理由が、ここにあります。
7. どらみちゃんのインスタ
こちらは、ご本人から許可とってます。インスタアカウント https://www.instagram.com/dorami2010/
はい。
一級建築士の試験に出てくる建物を紹介するインスタアカウントw
PCで拝見しましたー
すごい熱量!
さすがっす。
しかも、1/4くらいは東武ワールドスクエアーの写真w
どらみちゃんのそうゆうとこ、スキ♡
資格マスターのどらみ式、簡単な解説付きです。
ぜひフォローして、こんな建物なのかーと、写真みながら覚えてもらえるといいなと思います。
8. まとめ
途中、途中で、いろいろ書きましたが。ざっと、「建築作品の攻略法」みたいなものを、ツイッターのフォロワーさんに教えて頂いて書いてみました。
どれか一つでも、できそうなものからやってみてほしいです。
というか、過去問の量に圧倒されるので、まずは、あれかなー
ペンギンさんのブログと、どらみちゃんのインスタ見るのがいいかなぁ。
時間かけずに、特徴をつかんでまとめる方法を考案されてください。
そして、建築作品に限らずですが。
他の科目、項目にも応用できることがあると思うので、焦らずコツコツやるべしです。
さぁ、そろそろ重たい腰をあげて、勉強始めましょう!
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