2012-05-15

強度型と靭性型

はい。
もういっちょ。

強度型と靭性型。



これもねー
一昨年、去年の構造文章題講習会で、一通り説明聞いたんですけど。
ゴマさんの説明についていくのが精一杯デシタ(-_-)

今回は余裕持って、うんうん、ナルホド、ナルホド、と。
各階の「必要」保有水平耐力Qun
=構造特性係数Ds×形状係数Fes×地震力によって各階に生ずる水平力Qud

今回理解したこと。

DsもFesもQudも、全て数値が小さい方が、結果的に「必要」保有水平耐力が小さくなる(単に、掛け算なので)。

イコール、建物自身に求められる耐力=保有水平耐力Quも小さくてよい。

イコール、靭性型。
塑性変形で地震エネルギーを吸収。



あー
んんー
そうゆうことーーー

これまた、一人で感動(遅)。笑



講習会で配られた資料にある「構造特性係数(Ds)の概念図」も、やっと理解。

ナルホドー
わかりやすーい!

って、講習会出てない方にはごめんなさいですけど。
(後で、合格物語からDLしてください・・・)



「必要」保有水平耐力が小さいことがよいこと、というわけじゃなくて。
この保有水平耐力計算の目的としては、地震のエネルギーをどうやって交わして建物を壊さないか?という方法論なんですね。

DsやFesの値が小さくなって、「必要」保有水平耐力が小さくなった場合、結果的に建物に求められる強度も小さくて済むってことで。
(もちろん、「必要」保有水平耐力が小さい方が、部材ごとの強度も小さくていいから経済的でよい、って言い方もありますが。)



逆に。
DsやFesの値が大きくなって、「必要」保有水平耐力が大きくなった場合、建物に求められる強度を大きく設計すればいい。
19213
各階の保有水平耐力の計算による安全確認において,一般に,偏心率が一定の限度を超える場合や,剛性率が一定の限度を下回る場合には,必要保有水平耐力を大きくする.
こうゆうことですね。
設計方針として、強度型にするのか、靭性型にするのか、という違いで。



保有水平耐力計算をしなければならない建物って高さ31m以下云々なわけで。
建物全体を一つの材料と見立てると、強度で耐えて壊すのか、靭性で延ばして壊すのか。


ナルホド、でした。

4 件のコメント:

  1. やっぱり「分室」に来ると復習できる。
    今頃気づいたんですが、この「分室資料集」、3年分もあるんですか!超大作!
    俺のも5年くらい続けるようになるのかなぁ・・・。

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  2. オッサン、お疲れ様です!

    私のブログで復習できるといいですね。
    部分的にしか記事にしてませんが。笑

    そうですよー
    独学もいろいろありますからね。
    がんばって、今年で終わりにしましょう!

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  3. h=31mでやる場合、階数を10でやるか11でやるか?望ましい数字を決めるような問題がでないだろかな。

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  4. 匿名さん
    コメントありがとうございます。

    どうでしょうね~
    こうゆう問題で、山が当たるといいですよね!
    がんばりましょう~

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