去年2011年1月12日の「標準せん断力係数」。
私のサイトの中で、今でもオバケアクセス記事。笑
大人気のようです。
(アレ読んで、わかるのかなぁ・・・)
去年の合格物語主催×ゴマさん構造文章題の講習会に出席した際に、超感動した内容で。
- 普段のCo=0.2以上
- 軟弱地盤の木造と鉄骨のルート1は0.3以上
- 要保有水平耐力の計算時は1.0以上
外力を大きくするんです。
なるほどね、って思いました。
一昨日(2012年5月11日)に出席した同内容の講習会で、もうちょっと進んだ内容が理解。
建築基準法施行令第82条の3(似たような感じでわかりづらいですねぇ、ほんと。英語だらけの施工用語よりマシですが・・・)
必要保有水平耐力が、保有水平耐力を越えないことを確かめる。
ま、ともかく。
ナニが、「必要」なのか。
1 地震がきました。
2 がたがたっと建物が揺れます。
3 建物を揺らす力が、地面から1階、2階・・・と伝わって、各階にぐわんぐわんとかかります。
4 その水平成分の力を、Qun=各階の必要保有水平力、として算出します。
(ゴマさんに質問したことがありますが、地震力のうち、鉛直成分は水平成分に比べてだいぶ小さいそうです。構造計算的には無視できる範囲、というようなお返事だった記憶・・・詳細失念。)
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この必要」保有水平耐力Qun。
建物をゆらす地震力のうちの水平成分、ですよね。
きっとQuは、earthquakeのQuで、nはneed、necessary。
ま、違ってても、こう覚えとくと覚えやすい(私だけ)。
そんでもって。
その階の必要保有水平耐力Qun最後の一文だけで、問題になってますからね。(12073)
=その階にかかる地震力の水平成分
=構造特性係数Ds×形状係数Fes×地震力によって生じる水平力Qud
----------------
5 このQun:建物に必要とされる保有水平耐力が、設計する建物の保有水平耐力Quよりも大きいことを確かめます。
まぁ、ここまでは令82条の3に、フツーに書いてあります。
さて。
この「必要」がつくやつと、つかないやつと。笑
似て否なるもの・・・
というか、全く別もの。
先のように、「必要」がつく保有水平耐力は、地盤から各階へと伝わる地震力の水平成分。
じゃ、つかない、ただの保有水平耐力は?
材料強度によって、大臣が定める方法により算出(by令82条の3第2号)。
・・・。
はい。
設計してる建物の耐力の総和。総合耐力。
柱がどのくらい、耐力壁がどのくらい、筋交いがあるからどのくらい、って積み上げですね。
- (各階ごと)Qu≧Qun。
- (各階ごと)保有水平耐力≧「必要」保有水平耐力。
- (各階ごと)設計してる建物の水平耐力の総和≧建物に必要とされる水平耐力(=地震の時に入力する力の水平成分)
言ってること、全部一緒なんですが。
ゴマさんは、もちょっと難しい(?)、違、構造設計家らしく、専門用語でご説明なさってました。
(聞き取り不可)
ともかく。
これだけ文章にすれば、「必要」がつくのとつかないのと。
もういいでしょ、私。笑
ためしに、必要保有水平耐力、として合格物語で検索して、ざっと問題を眺めるに。
ほうほう。
なるほどね、という感じでした。
石の上にも三年・・・
かかってますね(-_-)
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