オッサンさんに書き込みいただいて、改めて自分の施工に対する気合≡Зがないことがよくわかりました。
先日私が、モルタル調合について、単に富調合、貧調合の違いだけに反応して、記憶違いだったと、そんな内容の記事をアップしましたが。
なんと。
オッサンさんは、わざわざその内容についてプラントに確認をとられたと。
どうです。
これが、現場で百戦練磨されている方と、ペーパードライバー(?)の違い。
私は、単に、試験問題の◎×問題としか見てませんでした。とほほ。
あらー
コンクリート圧送時のモルタル調合って、貧調合だと思ってたわー
と。
泣けます。
改めて。
合格物語でどんな問題があったか、調べました。
コンクリート圧送時のモルタル調合と、その意味について。
09123 コンクリートをポンプにより圧送するに当たって,コンクリートに先立って圧送した富調合モルタルの品質が変化していない部分については,少量ずつ分散させて型枠内に打込んだ.
回答 ◎
15124 コンクリートポンプによる圧送中にベント管内で閉塞した少量のコンクリートについては,流動化剤を添加してワーカビリティーを良好にし,ホッパーに戻し,再度攪拌した後に構造体に打ち込んだ.
回答 ×
JJASS5 7.4コンクリートの運搬
コンクリートの圧送に先立ち,富調合のモルタルを圧送して配管内面の潤滑性を付与し,コンクリートの品質変化を防止する.先送りモルタルの品質変化した部分は,型枠内に打ち込まず廃棄する.よって誤り.
という感じですね。
オッサンさんの仰せのように、圧送ポンプ内に流したモルタルは、あくまでコンクリートの品質を保つためのもので、先流ししたものをなんでもかんでもコンクリートに混ぜ込んでもいい、ってわけではないと。
品質劣化したものは、よけなさいということですね。
品質に関しては、軽々しく3N/mm2と書きましたが・・・
13122 解説
JASS5 7.4コンクリートの運搬
コンクリートの圧送に先立ち,富調合のモルタルを圧送して配管内面の潤滑性を付与し,コンクリートの品質変化を防止する.先送りモルタルの品質変化した部分は,型枠内に打ち込まず廃棄する.つまり先送りモルタルは,先行水の影響で品質が損なわれた部分を除いて,型枠内に分散して打ち込んでよい.貧調合ではなく富調合(3N/mm2程度強度の高い)のモルタルを用いるべきである.よって誤り
というところから引用いたしましたです。はい。
試験だけでなく、現場で使えないと意味ない知識でした。
ほんと、要注意ですね!
オッサンさん、ありがとうございます!
うっ!びっくり!
返信削除照れるなー。
さらに調子に乗って講釈をたれさていただくと、
先行モルタルの目的は、いきなり生コンを圧送
すると、配管内で生コンが詰まってしまうから、
配管内の”すべり”を良くするために通すもの
です。配管長さが短い場合は(ポンプ車と打設
する場所が近い場合)、詰まる心配が少ないの
で、生モルタルをプラントへ注文しないで、現場
で一輪車1台分だけ手で練って使ったりします。
当然ながらこれは「捨て」なければいけないです。
うおーーー
返信削除オッサンさん。
さらにコメントありがとうございます!
なるほどです!!!
もうこれでこの件は絶対OKですね!
ありがとうございます(^_^)