おもしろいですね~
ガラス戸を視る目が変わります。
というのも。
忘れもしない。
あの場所の・・・
はい。
葛西臨海公園にある、谷口吉生氏設計のガラスの塔。
激突しました。
これまで記憶ある中で、自動開閉のガラス戸に、無意識で激突した経験は、このとき一度だけ。
地下というか1階に降りて、外へ行く途中なんですが。
その日は曇っていて薄暗くて。
いったん降りた地下から外へ出るだけに、視界は暗順応状態。
さらに、谷口吉生氏の設計だけに、空のグレーがかった色と同調する青緑ぽい石材による床壁天井・・・
要するに、
ガラスの存在が全く見えてなかった・・・
略。
呆然としましたです。
えーーーこんなところにガラスが!?
ははは!
この板ガラス協会のサイトによると、ショットバック試験で、用途別に高さが記載されています。
b)百貨店、展示場などの通路、休憩所など 出入り口及びその隣接部 120cm
高さHは、30cm、75cm、120cm、230cmと規定されていて、230cmのところはサイトの表書いてないので・・・
ショッピングセンター、スーパー、百貨店、パチンコ、競馬場、劇場・演芸場、市民会館、コンサートホール、公会堂、展示場、映画館
以上は、ガラス設計上、要注意な用途の建物、となってます。笑
やっぱ、激突する頻度が高いんでしょうね。
ショッピングセンターやスーパーは、子供が。
パチンコや競馬場は、やけくそな大人が。
その他は、私みたいにぼやっとした不特定多数の人が出入りしますので・・・
物理学の計算で、120cmの高さから振り子の原理で45kgのおもりを落としたときの衝撃力とか
計算できますけど・・・
痛いのでしません!
このようなガラス扉で怪我人が出た場合に、設計者の責任が問われる場合もあると、サイトでは警告しています。
どのような試験なのか、一発で覚えました。
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