2012-02-02

ミラノの街と・・・いつもどおり脱線編

先日東京往復した際に、大学からの友人、ほとんど異母姉妹のような彼女の素敵な瞬間に立ち会いまして。

気分転換に少し。


さて。
奥にちらっと見えているのは何の建物でしょう?

試験に出ます。笑


どうです?
わかりますか?


わかったらすごいですよ。笑
05103 トーレ・ヴェラス力(Ernesto N.Rogers)は,高層集合住宅である.

解説 「トーレ・ヴェラスカ(エルネスト・ロジャース(B・B・P・R),1958,ミラノ(イタリア),RC造地下2階地上27階建)」は,戦後ミラノの代表的なグループであるB・B・P・R(Banfi,Belgiojoso,Peressutti,Rogers)の作品であり,ヴェラスカの塔(Torre di Verasca)とも呼ばれている.平面は低層階には店舗,オフィスが入り,上層階には住戸(最上部はメゾネット)が入り都市を一望できる.立面においては,不規則に閉じられた開口部が上層に向かうにつれて増加し,ゴシック様式に見られるフライングバットレスのような梁で支えられた張り出した上層部は中世の城にある見張り塔を模したような外観の塔となっている.また,最上階は傾斜した屋根形態をし,伝統的な街並みとあわせられている.高層建築(高層集合住宅)と伝統的様式の融合によってこの建物はミラノの都市景観に大きな影響を与えている.


イタリアのミラノで多分、ドゥオモの次くらい?かなぁ・・・超高層住宅です。



これは、2008年(H19年?)の終わりに彼女の論文調査に立ち会ったときのものです。

はい。
当時、意識して撮ってます。
この写真。

試験に出でるやつ!ってことで(そこ重要)。笑



せっかくミラノ行ったんですからねぇ。
写真くらい、と思って。

ミラノへはそんなこんなで2回行ってるんですが、1回目は通過しました。



これねぇ、
ミラノでも、誰も見向きしないですからねぇ。

そりゃ、ミラノって言ったら、ドゥオモやら、ガレリア、スカラ座、ですよねぇ。


はい。
ちら見せ。

2008年当時、10年に渡る外壁の大理石のお掃除が終わって、すーーーっかり真っ白なドゥオモの上からみた、ガレリアの入り口と、奥にスカラ座(写真では見えないです)。

いや、あろうことに、カメラ忘れたんですね、この日。笑

友人のカメラです。
これ。




はーなーしー戻して。

トーレ・ヴェラスカ、なんて、住んでる人だってしらないかもですよ(そんなこたない)!笑


1回目行ったあとで、しばらーーーーーーーーーーーーーく後で脳裏をかすめました。

トーレ・・・・?
覚えにくい・・・

音声で聞いてても、余裕で耳スルー

合格物語で、毎回間違うやつでしたね。


・・・。

ん?
ミラノ?

前行ったとき、そんなん見たっけ?





2回目は確実に狙いました。

あれか・・・。


もっと素敵な角度からの写真と簡単な図面がございますので(笑)、ごらんになりたい方はこちら




てか、有名なんですね(目立つので当たり前)。

隅田川辺りの超高層住宅にも、似たような雰囲気のものがあったような、ないような。



まぁ、なんていうんですか。
平成5年に出たっきりの、超マニアックな問題ですからね。



さて。
脱線もいいところですが。

友人は、見事博士論文の審査を通過しました。

内容はとてもとてもすばらしいもので、緻密に、根気よく調べ上げられた内容と、現代のイタリア人にも探しだせなかった新たな発見と。



これから、彼女の論文を元に、ミラノの都市計画がこれから2015年にかけて変わっていきます。

一番最初の調査に参加させてもらっただけですが、ほんとわくわくします。

あの調査、楽しかったなぁ!



ほんとによくがんばってた!
ほんとおめでとう!

追記:Torre velasca で、ヴェラスカ・タワー、の意味ですね。解説にもあるとおりです。笑

4 件のコメント:

  1. はじめまして。
    今年から、合格物語を使って勉強していますSmileと申します。よろしくお願いします。
    ブログの方拝見しておりまして、いろいろと、勉強法、参考にさせてもらっています。
    トーレ・ヴェラスカに似てるのって、元麻布ヒルズじゃないですかね?
    ・・・と、思いながらも、もっと似てる建物を見たどこかで見たような?と、ぼんやりと考えています。

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  2. おおおお!
    Smileさん、ぐぐりました!

    コメントありがとうございます♪

    そうですね。
    似てますねぇ、これ、そうですよ。
    きっと。

    そうか、皆さん普通知ってらっしゃるんですね。笑
    私だけカー

    がんばります(>_<)

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  3. いえいえ。
    去年、勉強してた時に、計画の問題をブログにアップされている方の記事を読んだ記憶があって、
    そういえばーと、ググリました(笑)
    建物の見た目は覚えられても、名前をまで一致しないのが、計画の難しいところです・・・。

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  4. やっぱり、高層住宅の事例で1950年代後半に建てられたって、結構早い時期ですしね。みな、参考にしてるんですね。

    日本と違って見てくれも重要視する欧州ですから、そうゆう意味ですごい解決法だと思います。

    現地行くと意外と周囲から見えなくって、建物に近寄るか、ドゥオモの上から見るくらいしかわかんないんですけどね。

    コメントありがとうございます!

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