2014-10-22

学科の知識と記述が乖離するのはなぜ?

以前にもブログにしたことあります。
記述は学科の知識プラスちょっとでいける、と。

いざ、製図を通過してみると、学科で細々勉強してきた座学の知識がいかに実践できるか?というのが、少しおわかり頂けるようで。

平成26年度の製図記述問題は、いつもの記述に増してあれこれ書かされたみたいです。
聞いてみると、いつも以上に書く手がなかなか進まなかった・・・とこぼされる方が多いです。


私も、分野外の仕事から転職したばかりで、知らないことだらけの中勉強を始めて、講習会での知識を継ぎ足し、継ぎ足ししつつでやっと合格しましたが。
学科で何度も落ちつづけ、いろいろ試行錯誤するうちに思ったことが一つ。


付け焼刃の知識ではダメだ。
記憶力が学生の頃のようには追いつかない。

いや、改めてブログに書くようなことでもないのですけど。


構造などの苦手な分野に関しては、今も言い訳できません。
問題文丸ごと飲み込み勉強=強制的にノーミソに覚えさせる方法でなんとかクリアしたので。

今となっては、無理くり記憶した内容は、まったく残っていません。
今、学科ちーむの方とお話していても、ぼろぼろとほころびが。

改めて、あいまいに覚えたものは、永遠にあいまいのままだなと。
当たり前。


大学受験の時に必死に記憶したはずの英語単語も、その後使わないし、英語話したり読んだりする目的で覚えたわけでないからすっかり忘れてますよね。
それと同じ。
使えない知識で終わる。

学生の時よりも、記憶力がどんどん落ちていく今、どのような勉強方法がよいのか。

その解のひとつは、逆をいけばよいわけで。
記憶にも残る、製図試験でも使える、あわよくば実務でも戦える。

今から学科を勉強される方は、まだ時間がありますので。
  • なるべくでいいので、理論&理屈と、実際の現象を結びつけて考える
  • 公式などを、平坦な、誰でもわかる言葉に置き換えてみる
  • 実務で、試験内容に関してあれこれ情報収集する
  • 単なる記憶、単なる受験勉強でなく、最終目的は実務で使える知識を意識

5つの分野全部は無理としても、実務で使える知識までもっていけると、製図でもなんのことはない、ということになります。

せめて、自分の分野外の人と打ち合わせするのに最低限必要な知識を・・・



特に、5つの分野のうち、皆さんが苦手とする構造と設備の知識は、記述でも使いますので。

今のうちからユーザープランニングに参加してみる。

どのような内容の質問に、どのように答えたらいいのか。
学科で、どの辺まで理解しておけば記述が苦なく書けそうなのか。


合格物語のキーワード検索で調べてもよし。
グーグルセンセーに聞いてもよし。

製図の記述はどんなん?
逆追いして、してみてはどうでしょう。

学科と製図を網羅した視点で、しばらく記事が書けたらと思います。

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