全国でソワソワしてるんでしょうね・・・
あまり振り返りは得意ではありませんが、合格後の今になって見えてくるものもあると思うので、書いてみます。
勉強に人生を賭けるほどではありませんが、少なくとも「これはちゃんとやらないとダメだ」と思ったのは覚えています。
1. 学生の頃からの一夜漬けがきかない
20代前半の、学生のころの勉強の仕方でいける方は、そのままの勢い行ってしまってください。
ワタクシ、やっぱり一級建築士の試験舐めてましたね。笑
あ、これはダメだ、と思ったのは、学科があと4点に泣いた年です(合格年から3年前)。かなりやったつもりでした。
仕事で夜遅くまで働いていて、その後で2時間くらい。
そして、わかったところをブログに書いたり。
でも、まだ全然、知識の絶対量が足りなかったんですよね。
2回あるウラ模試も、あまり成績がよくなくて、7月にとても焦った記憶です。
そして、自分でも、試験中に「うーん、ウラ模試もイマイチだったし、やっぱりわからない問題が多いなぁ・・・」ていう、手応えのなさにショック受けながらでした。
なんとなく、ダメそうだなー、でも合格したいー!という感覚が、そのまま点数に出たというか。
こんだけやったのになぁっていう思いと、
これでダメなら、相当やらないとダメだ、という思いと。
これまでのやり方じゃ、また合格しない、という思いと。
また来年もやらないといけないのか・・・という思いと。
2. 焦りが出る時は注意
個人的に、焦りって、勉強量が足りてないなーと思う時に出るのではと思うのですが。そして、焦り出すと、ちっともアタマに記憶されないというか。笑
自分でも、試験までに、今やってる勉強が仕上がらなそうという、どこかに恐怖心とかがあるのかなと。
そうゆう時はどうしたらいいんでしょうね?
って、こないだ、Tortugaさんに聞いてみましたが、こんなお答えでした。
「自分が立てた予定が遅れたとしても、できる範囲で進めるしかないと割り切った。」そうなんですよ。
ブログ拝見してましたが、予定が遅れている、という記事が頻繁にあがってた時があったんですよね。
GW前後だったと思うのですが。
でも、
こんな風に、強靭な心と柔軟性があれば、大丈夫なんですよね。
私は、完全に焦りとプレッシャーに負けたパターンですね。
試験3日前にギックリ腰になるくらい。笑
3. 地道にコツコツつづける
ぎっくり腰になった年、初心に戻りました。焦ったって、ダメだと。
足りないなら、やるしかないと。
「わからないからあと回し」で終わらせていたものを、できる限り「わかる」「人に説明できる」に変えていきました。
結局、学科はコレしかない。
受験生のみなが得点できてるのに、自分だけ得点できてない問題。これが、結局できてなかったから。
ウラ指導でよく言われる「正答率50%以上の問題」は、絶対に得点しなければならない!という強い意志で得点する。
毎年、ありさんゴマさんから教わってたのに、ちゃんと自己分析してなかったんです。
だから、やりました。
ひとつ、ひとつ、問題を解き、わからないものはノートにまとめ、家中に貼って覚えて。
膨大な量に、試験前でも終わるか不安でしたけど。
当時主婦だったので、午前中2時間、午後3時間とか、勉強してましたかね?
さぼってた時の方が多かったかな。笑
気づくと、3時間とか5時間とか、普通に経ってました。
ある程度の勉強量がたまってくると、そのうちポイントが見えてきたり、教科同士のつながりが見えてきたり、でした。
4. 復帰した時のために
合格した最後の1年半は、主人の転勤にくっついて東京を離れてたため、仕事辞めてました。まぁ、激務というか長時間労働に嫌気がさしてたので、ちょうどよかったのもあって。
で、合格したらどこかで働けるように、ていうのは常にアタマにありました。
それには、もっと法規とか知ってないと申請図書作るにせよ、仕事にならないなーと。
(当時は、土木事務所にいた経歴が長くて、建築の経験は、開発行為の許可申請&確認申請を一件通したことくらいしか経験がなかったので。)
だからこそ、試験勉強が実務で使える知識でないと意味ないなと。
大学受験後の英語みたいに、使えない知識を詰め込むのはやめようと。
そんなのも、勉強にネツが入った理由です。
結果、「法令集を読む」ことに特にチカラ入れてまして。
ひとつひとつ、参照条文を開いて読んでました。
(なお、その時貯めた法令を読むチカラが、今は仕事の武器となってます。)
なお、構造と施工に関しては、完全に大学受験期における「英語」と同等扱いですね・・・(-_-)
や、英語よりはマシか…笑
5.これから受験しようと思う方へ
一級建築士合格するには、あと3年要るわ!何度かブログに書いてますが。
結婚前に勤めていた会社の、元上司から頂戴したお言葉です。
合格するために必要な、知識の絶対量?みたいなものがあって、私の場合は建築の経験も足りてないしで、「合格にはあと3年はかかる」みたいなお話でした。
普段、私とのやりとりから、それを読み取った元上司、さすがです。
で。
言われた時は、むちゃくちゃアタマに来て、絶対合格してやる!と思ってたんですが、4点足らず。
翌年ぎっくり腰。
その翌年に、製図も突破して合格。
実際に、3年後でした。笑
ま、あくまで私の場合ですけどね。
どうでしょう?
自分の知識の絶対量が足りてるか、意識されてますか?
試験のテクニック的なものも必要だから、知識量だけでは合格は決まらないですけども。
この絶対量って、自分ではわかりづらいし。。。
一階にいる人が、屋上からの景色がわからないのと同じで。
でも、ある程度模試などで予想できるので。
4月くらいまでは、少しずつでも知識をコツコツ貯めていくとよいのかなと思います。
がんばってください。
絶対に、貯めた知識は、決してムダにならないです。
0 件のコメント:
コメントを投稿