先日、ウラ指導の法規講習会の時に感じたことを少し。
みんな、落ち着いて!
法規の基本に戻ろうよ!的内容になります。
1. 法令集見ないで解く!?
なんか、ついったーとか勉強ブログ見てて、アレデスよ。。。「法規の時間、足りなくて泡くって全部終わらんかった・・・法令集見ないで解く練習しなきゃ」こんな話が飛び交ってるわけですよ。
ちがーう!
ちがーーーーーーーうッ!
最初から、法令集見ないで解けたら、ダレも苦労しないっつーの。
逆ですよ、逆。
見ないで解けるようになるには、まずガンガン開かないと。
法令集を、引いて、引いて、引きまくらないと。
(注!ここでの「引く」は、もちろん線引きでなくて、「法令集を開くこと!」ニホンゴややこしい!笑)
2. どこにナニが書いてあるのを覚えるのが先
法規の時間が足りなくて焦った方は、特に法令集見ないで解けるようになりたい!と思うのでしょう。。。でもね、
見ないで解けるようになるには、ウラ指導法規担当のありさんの言う、法律の体系がわかってないとダメなんですよ。。。
そして、例えば法20条の構造の分岐のとことか、例えば法28条の採光、換気のとことか、例えば法35条の避難や消火のとことか。。。
重要な条文がスラスラ読めるようでないと。
でないと、ちっとも応用きかないじゃないですか。
過去問とちょっと違うとこ出たら、「うわ、新問!?解けない!法令集どこ載ってた???」って大騒ぎすることになっちゃう(T_T)
そうゆうの避けるためには、地道に法令集開いて、一条ずつ読むしかない。
この「又は」はどこまでかかるかな、とか、ただし書きで除外されるのはナニかな?とか。
一条、一条、丁寧に読まないとむりっす。
そうやって初めて、あ、そっか、あの辺に書いてあったな、って思い出せるようになってくるし。
思い出せなかったら、思い出せるように、法令集に線引いて、記録残しておけばいいし。
3. 5月くらいまでは一問一答を丁寧に
問題を1対1で覚えていくほど、無理難題なことはありません。特に、年齢が上がってきたら、覚えられる量も減ってくる!?
でも、
それよりも、「法→令→規則」の流れを確認しながら、今聞かれている問題は、この「法→令→規則」のどこを聞かれているのか、を確認する方が、よっぽどラクです。
この「法→令→規則」の流れは、絶対に覚えなくちゃなりません。
でも、その内容や数値の細かいことは、条文をしっかり読めるようであれば、覚える必要はありません。
この辺を、勘違いしてはなりませぬ。
「法規は暗記じゃないから覚えない」とか、法令集見ないでマルバツで覚えてしまうことほどオソロシイことはありません。
勉強した気分になって、足元すくわれるだけです。
- 一問ずつ、「法→令→規則」の流れを確認する。
- 条文を読んで、カッコ書きにメゲずに、内容を理解する。
毎回、毎回、しつこく覚えるまで、法令集を開きながら丁寧にやってくださいね。
気がついたら、いつのまにか法令集開かなくても、この話は法令集のあの辺に載ってたなって諳んじるようになってますので。
ぜひ、法令集は開きまくってください!
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