ウワサの?野球場の軸の話。のつづきっす。
計画こそ、キッチリ過去問制覇しておけば、過去問で振るい落とせる科目なんですよ。ほんと。
ということで、ひきつづき今年初出題の野球場ネタ。
先日ありさんとwoさんとごはん食べた時、ありさんがめちゃくちゃ強調してた問題です。
改めて、その考えをトレースしてみようと思います。
計画が苦手な人へ、トッカカリの記事になるといいなと思いつつ。
1. 計画の問題は、まず「理想」を知るべし
H30年4問目の選択肢1。合格物語のソフトだと、分類は300401。
300401
屋外の野球場は、一般に、太陽光線の直射の影響を最小限とするため、本塁から投手板を経て二塁に向かう線を、東北東の方位に計画することが望ましい。
コレです。コレ。
コンパクト設計資料集成。
お世話になってます。(意匠系の人が大半?
で。
「野球場」の項、どんななってるか?です。
読めますかね?
欄は小さいですが、野球場についての言及です。
引用いたします。
野球場ほんとに、まんまやんけー!
方位は太陽光線の直射の影響を最小限とするため、本塁から投手板を経て2塁に向かう線を東北東に設定するのが理想である。
なんだこりゃ状態。笑
そうなんです。
だいたい初出題のときは、設計資料集成。
なにはなくとも、設計資料集成。笑
根拠がバッチリ書かれてるんですよね。
今年受験された方の中に、これを読んだことあった方がいらしたかどうか・・・
皆無?
2. 過去問の傾向を見る
はい。イザ、一級建築士の試験になったとき、どこが焦点になっているのか。
ですが、
今年、野球場の軸線については初出題で、マル問題でした。
別の選択肢に、過去問をキッチリやっていれば解答できた問題(サッカー場の長軸の話)があったので。
野球場の内容について知らなくても正解できた・・・はず。
3. 実例を見比べる?
ここなんです。吉と出るか、凶と出るか。
この野球場問題、先の記事に書いたように、実例ではテンデバラバラな方位を向いてることがわかりました。
この「設計上の理想」と「現実」に相当乖離があると。笑
それも、実例見ないとわかりませんけどね。
しかし、ここで「一事例」しか見なかった場合、どうゆうことになるか…(-_-;)
試験中に、甲子園の球児が投げている風景、打席の位置と方位を思い出したりしちゃったらw
アクシデントですよ。
実際、真逆ですもの。
大混乱ですね。
この辺をよく考えて、設計の理想、過去問の問いの焦点を洗い出すべしです。
なお、製図試験でも、この辺の考え方が応用されます。
理想と現実の闘い。
絶対に優先される条件なのか、ある程度無視しても大丈夫なのか。
4.計画の4問目から学べること
まとめるとですね。・過去問の作品や、いわゆる設計の理想は、キッチリおさえる
・その上で、その数値はどこまで振れ幅があるのか?を把握しておく。
たまたま野球場でしたが。
例えばスポーツ施設だと、バトミントン、バスケ、バレーボール、武道辺りは頻出?
ぜひ、設計資料修正で理想を、過去問でどんな感じで出題なのかを、チェックしてみてください。
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