2017-10-29

ブログを書く7つのメリット-ウラ指導学科検証会後の懇親会にて

ちょっと、ダラっとした、長い文章になってますが。
ワカラナイ、をコトバにしてみる のつづき。


一級建築士の独学向け専用ソフト合格物語には、ブログ大賞という、受験生のモチベーション維持、アップのための制度?があるんです。

私も、2012年にブログ大賞を頂いた一人として、昨日の懇親会でも話題になったブログを書くメリットについて書いてみようと思います。


ズバリ。

1 国語の練習になる

懇親会の際も話題に出たのですが。

実は、国語(読む書く)のチカラがないと・・・
  • そもそも問題文の言っていることがわからない。
  • 「なにを問われているか」がわからないと、学科では解答すら選べないし、製図ではどう設計したかを記述や図面で表現することもままならない。
国語力がない=合格以前のハナシ・・・
なんだよね、って。


少しずつ「文章を書くこと、に慣れてくる。」
少しずつ「自分の言いたいことを、文書にすることができる」。
少しずつ「自分の言いたいことが、相手により伝わるような文章とは、どうゆうものなのかがわかる」。
少しずつ「相手の言っていること・言いたいことが、文章から読みとることができる」。

まさに。
読み書きのキホン=国語の鍛錬には、向いてるんですよね。
ブログが、です。
これぞブログ効果。


2 理解したこと、のアウトプットになる

私も、2009年にブログを始めたころは、たいした内容しか書いてなかったです。
そして受験生時の記事の大半は、ネムイ・・・、ワカラナイと眠くなる・・・と書いてました。爆

受験回数も増えてくると(えぇッ?)、勉強とかブログ書くことに少しずつ慣れてきまして。
だんだん書く内容を工夫するようになって、アレコレ楽しく書けるようになったのは記憶してます。
 (そして、それは今もつづいている)
文章を面白く書く。
読んでもらえるように書く。
コメントもらえるように書く。
意外とこんなことで?という感じですが、勉強とは別にブログ書くことが楽しくなってました。
これも、勉強と相乗効果となったかなと思ってます。
ブログばっかり書いてて全然合格しないし、 それってどうなん?っていうのも、たぶん2ch?とかで言われたい放題でしたけど。笑

結局は、インプットばかりになりがちな受験勉強が、ブログによってアウトプットの練習台になってたんですよね。
それも、知らず知らずのうちに。


3 講習会のマトメ=アタマの中のマトメになる

講習会のまとめを、ブログによくアップしてました。
だって、日々の勉強を事細かにアップするのは性に合わず、講習会行ってきたよーっていうのが、イチバンブログネタにしやすいんですよ。笑
そもそも勉強ブログだし。

今回の講習会で、こんなことわかっちゃったよねーヤッホー!とか。
これまでこうだ!と思ってたことが、実は全然違ってた!ヤバすぎwってことがわかったーとか。

同じブログ大賞に参加されている方で、講習会に出られない地域の方たちに向けて
今日の講習会でこんなことやったよーみたいな記事を上げてたわけです。

それがよかったのかな。
だんだん、ただ書くだけでなくて、もうすこしわかりやすくみたいな工夫をするようになったわけです。

今、このブログのアクセスは一日100~150件くらいでだいぶ落ち着いてますけど、当時のブログアクセス数は一日500件とか?結構普通でした。
たいした記事でなかったのに。笑
誰かに読まれる、ということが、よいプレッシャーになってました。


4 講習会でどこまで理解できたかをキロクする

当たり前なんですけど、
私が参加していた ウラ指導の講習会の内容はとても濃密!なのです!
授業中にわかったー!ってことも多いのだけど、まだ基礎知識が全然足りていないと、アタマがパッツンパッツンwになりまして。
一通り説明は聞いたけれども、実はちょっとついていけていない・・・という内容もたくさんあるわけです。

だから、とりあえず今日聞いた内容でここはわかったー!っていうのを、ブログに書くようにしてました。
もはやブログは備忘録?

そうすると、その記事をみた方々から、いろんなリアクションがあるわけです。
ウラ指導の講師のお二人(ありさん・ゴマさん)も、きちんとブログ大賞に参加されてる方のブログを読んでてくださって、内容について反応くださいます。

そして、わかっていない・間違えて書いた内容については、講師の方々はもちろん、卒業生(合格者)からもコメント頂いてました。

=====
脱線しますが、
これがまた、エラそうに書いてるわりに、
えぇ!
うそやーん!
めっちゃ間違ってたー!
っていうのもたくさんありまして・・・(小さい声)
=====

ありがたいです。
はい。
なにごとも、謙虚さが大事です。

一年前の記事とか振り返って、
うっわーーーッ!
こんなこと書いちゃってる、く!せ!に!
全然わかってなかったわーーーッ!
とかって、新たに記事にして書き足ししたりすることも多々ありました。

もちろん、ブログでなくて、実際に手で紙に書きつける日記でもいいのですが、ブログであることのメリットは、ここにあります。

他の人からのフィードバックがあること、自分でもフィードバックできること。
ブログとして公開することのよいところだと思ってます。

完全に独学ではないやりとりがありますし、間違った思考回路のまま試験受けることにならなくて、本当にありがたかったです。


5 本読まない、語彙力ない、私にはぴったり

ほんとね。
日本語、というか、国語がダメな方多いと思うんです。
コレ、理系です、文系です、あんまり関係ないような気がします。

結局は、ジブンが言いたいことを的確に表現できて、相手が言いたいことを的確にくみ取ることができないと、全てがなし崩しですよね・・・

先日読んだ東大お受験マンガ?「ドラゴン桜」でも、授業は数学から始まってましたが、まずそもそものキホンとして、国語が重要だと。
そのうえで、数学に戻り、理科や英語に発展し、と。

そうだよね、って。
問題文の意味がわからなくて、正解なんかできっこないよねって。
思いました。
はい。


法令の条文も、三次元で立ち上がる建築に対して「全て文字」ですからね。
「図」はありませんから。
告示とかで例外があるにせよ、「表」がせいぜいです。
構造だって、設備だって、徹底して「文字、文字、文字の応酬」

ツラかったなぁ・・・
建築基準法って、 「法律独特の言い回しルール」と、建築分野独特の「基準法言い回しルール」みたいなのが積み重なっているわけで。

日本語で書かれているのに、こんなに意味のわからないことってある?ってずっと思っていましたね。
日本語なのに?って。

日本語で書いてあるのに、まさか内容が理解できてないってのも、ジブンではわからないンですから。
始末に負えないです。

ハナシ戻しまして。
どうも、なにかがダメだなぁ。
あと数点なんだけどなぁ・・・

そうゆう方は、少しでも文章を書く練習から始めてみることをおススメします。
やってくうちに、気が付かないうちに文章書くことが楽しくなってくる、かなと。
ブログでなくとも、ですね。

そして、
誰かに読んでもらって、それってこうゆうこと?って言ってもらうこと。
一級建築士としての専門的な見地から、ちゃんと内容が理解できていて、アウトプットも正確かどうかを確認してもらうことって、結構大事です。

自己満足の勉強では、また間違えるし、正解にたどり着かないので。
下手すると、そのまま実務でやってしまって・・・以下略。


6 書けるようになると、文章が読めるようになってくる

タマゴかニワトリか・・・
ですし、もちろん、基礎力や知識量と相乗効果ですけども。

例えば、質問した時に返ってくる先生の回答が、だんだんカタマリとして理解できるようになってきます

そうなってくると、こっちのもんです。
問題文の問うている意味や狙い、ポイントをつかむのが的確になる。
自分でも、質問したいことを的確に文章で表現できるようになる。
どんどん理解が進むようになるんですよね。
点と点が線になってくるタイミングです。

そうゆう意味でも、「読み、書き、そろばん」でないけど、国語はほんとに大事です。


7 「相手の意図が読める、文章が書ける」は、断然製図試験で有利

二次試験である製図の試験は、課題文を読んで考えた建物を図面として表現することが求められます。

ということは。
課題文の条件を読み落としたり、一字一句に反応できないと撃沈します。
記述で、自分が設計した建物の設計意図を的確に短文にて表現できないと撃沈します。
もちろん設計意図を、図面として作図できないと撃沈します。

要するに、一級建築士に必要とされる視点から、課題文の条件が読み取れないと、合格できないのです。

わわ、
どうです?
学科がなんとかよくても、もしや製図あかんやつ、ではないですか?


実は、私がブログ書いててよかったな、と心底思ったのは、製図試験終わってからでした。
なぜって、「記述で苦労する」ということが、全くなかったから。

受験生の時には、必死すぎて全然気付かなかったのですが、記述が苦手!って方が結構多いのですよ。
そりゃ、普段から駄文でもなんでもいいですけど、全然書いてなかったら急にスラスラと書けるようにならないですよね。汗

合格後にウラ指導で、添削のお手伝いしているときに、強く思いました。
文章のキホンのキである「主語+形容詞+述語」すら書けない人とか、ほんとに多い!!!

まじで?
これ、なに書いてるの?
言いたいこと、どうゆうこと?
っていう記述が!
おおい!
しかも、一人、二人、ではない!!!のです・・・

学科通過!イザ製図!ってなっても、作図も練習しなきゃだし、法規から設備、構造、省エネ手法まで、製図用に学ばないとだし…
とてもでないけど、文章の読み取り方、書き方、からやるには間に合わないんです。


私も、初受験生で、それこそ漫画「ドラゴン桜」と同様、最低限ぎりぎりで合格するっていう滑り込みタイプで製図突破でしたけど。
少なくとも記述で「文章の組み立て方から練習する」とかしなくてよかったのは、ほんとにブログ書いてたおかげでした。
「芸は身を助く」なんだなーと。

ブログ始めたころには、全く思いもよらずですが、ブログの意外な効用でしたね。笑

ぜひ、これを読まれた方は、ひとまずエイヤとブログを始められることをオススメします。
つづかなきゃ、それはそれで。


以上です。

どうでしょうか。
私のブログの記事も、ダラダラ長い!と言われていて・・・
読みやすいように工夫はしているのですが・・・

起、承、転、結、を意識した文章になってますでしょうか?笑


=======
追記です。
私の、全般的な勉強法をまとめた記事はこちらです。
長いので、勉強に行き詰まったり、お暇なときにでも。

学科まとめー

2 件のコメント:

  1. こんちには。例の京都っこです。笑
    先日は東京チームの懇親会に参加させて頂きありがとうございました。あのPadmateaさんにお会いできて嬉しかったですし、とても楽しかったです。

    また、僕の熱弁を的確に文章化していただいて感謝です!
    受験生の方に少しでも参考になればいいなと思います。

    またお会いできる日を楽しみにしております\(^o^)/!

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    1. おおお、枢さん、コメントありがとうございます!
      しかも急遽のお声がけで、参加していただいて!笑
      いいタイミングでしたね、私も楽しかったですよ~

      文章化するの、いろいろ考えたんですけど、ブログに書いてしまう方がいいなと。

      こちらこそ、今後ともよろしくお願いします~

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