2017-01-22

構造、超ドキホンから

構造のキモ!とか言って、こんなにあるの!?
もー意味不明ー!
むりー!
って言っても、始まらないわけで。

じゃーどうするかー!
やるかー!
やったるかー!
ですけど。

結論としては。
諦めない(最重要)。
今はわかんなくても、いつかわかるだろうと、淡い希望だけは捨てない。

安全な建物建てたいー!
構造分野のやってることが、どうしてもわかりたいー
(ゴマさんを見て)あんな風に楽しそうに構造について語りたいー
うぐぐ・・・

私の原動力は、これに尽きます。

学問に王道なしー
だろうなと。

まぁ、構造に限らず、ですよね。
たまたま私の場合は、構造だったわけですが。
下手の横好き。

他の科目についても、置き換えてみるとよいのかなと思います。

で。
やったのは。
  1. 初めから、一度で全部わかろうとしない(無理にわかろうとしない。)
  2. 諦めて、超ド級のキホンのキからやって、少しずつでもわかる範囲を増やしていく。
  3. 身近なところから、わかる範囲を増やしていく。
こんなところでしょうか。


具体的にですけども。
あくまで、私の場合(いちいち断るなっつー)。

1.初めから全部わかろうとしない

毎年11月に合格物語来て、正直うんざりしてました。
なにがって。
降伏比って、引っ張りが分母で、延びが分子だっけ・・・ん?そんなハナシだった?
正解は、ご自分で。
http://www.19get.com/user_19get/update/contents/webcourse/06_kozo/03_kouzai.html


とにかく、毎年、毎年、コレ。

嫌々やるから。
超・ドキホンなのに、即行で忘れてしまう。
一年間、嫌々構造の勉強やって、7月終わったら即忘れる
また覚えるのか、ゼロスタートで・・・
コレ、
ほんと、身に覚え、ありませんか???

力学と文章題って、完全に別々なものよね?状態・・・
なおかつ、キホンのキすら覚えてない。

そんな状態で、保有水平耐力…なま%5や#"て&8**…

って!!!
ダメすぎるーーー
わかるわけないっちゅーの。
キホンが抜けてるんだから。


まずは落ち着け。
この悪循環から抜けないと、と。

2.超ドキホンから、わかる範囲を増やす

やむなく。
なんとなく流していた文章題の材料のところから。
木材、コンクリート、鋼材・金属・・・

文章題の材料の特性のところから、間違うポイント、覚えていないポイントを、ひとつひとつ手で書き出してみました。
覚えられるように。
木材の強度:繊維方向>半径方向>円周方向・・・
(いや、書かなくても覚えられる人はかかなくてよいと思う)

最初は、めっちゃつまらないんですよ。
毎年やるくせに、きちんと覚えないから。

余計に、脳みそが拒絶反応。

で。
とにかく、やりつづける。

木が終わって、コンクリート、鋼材と進むと・・・
  • 降伏点と降伏比の違い
  • 上降伏点と下降伏点の違い
  • 鉄骨に引っ張り応力を加えてから破断するまでの応力-ひずみ曲線の形状
  • 弾性変形とヤング係数、塑性変形のそれぞれの特徴
  • 降伏比と靭性の関係、強度の余裕度の関係
この辺をまとめてた時に、ふと。

あれ。
なんだこれ、楽しい。
わかっちゃった。
そうゆうこと?


鋼材は、降伏点から引っ張り強さまでの塑性変形が大きいほど、靭性があると高く評価される。
 ↓
そうゆう特性をもった鋼材を使った鉄骨の建物も、もしや塑性変形能力が高いということか!?
(※コンクリートのようなあまり塑性変形の得意でない材料に比べて、という意味です)

なんていうか、めちゃくちゃ当たり前なんですけど。
つながりました。

キタヨーブレイクスルー。
ひとつひとつ積み上げて、わかった時が感動でありました。笑


そうすると、改めてコンクリートに戻って、その特性を眺めると。
おおおお。
そうゆうことか。

コンクリートと、鋼材の応力-ひずみ曲線を比べると。
単に同じ「応力σ」って書いてたけど…

コンクリートの応力-ひずみ曲線の応力σは、圧縮
鋼材の応力-ひずみ曲線の応力σは、引っ張り

とかね。
こんな簡単なことも、「違い」として認識してませんでした。
おなじ「応力ーひずみ曲線」デショって、思いこんでいた、ということです。


その時、思いました。
ひとつ、ひとつ、丁寧に積み重ねることは、まずは大事なことなんだなと。

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