先日の法規講習会でもちらと触れた、海の博物館。
学会賞を受賞された、内藤廣氏の作品です。
これがまた、とんでもない勘違いをしていて、一点を落とすことに。
平成14年と、平成21年(この時に間違えた)に出題されています。
14123
「海の博物館(三重県)」はプレキャストコンクリートや瓦屋根を採用する等,地域性を踏まえながら,性能,コスト,耐久性を検討し,「収蔵品のための空間」を実現している.
21173
海の博物館(三重県鳥羽市)
螺旋状の動線空間で構成された博物館であり,周囲の自然観察と展望が可能な施設である.
答え ×
「海の博物館(内藤廣建築設計事務所,1992,三重県鳥羽市,収蔵棟:プレキャストコンクリート造(ポストテンション組み立て工法)・展示棟:木造+RC造2階建)」は,伊勢志摩地方を中心として全国から収集した漁労用具を展示する博物館である.問題文は,潟博物館(青木淳,1997,新潟県豊栄市)の記述である.(この問題は,コード「14123」の類似問題です.)
えーと。
現地を訪ねたのは、記憶が定かでないのですが、土木事務所にいた頃かしら。
伊勢神宮に行った翌日?ローカルバスを乗り継いで、鳥羽の水族館でなくて、ここへ。
このローカルバスが、やたら景色よくてですね~
リアス式になってる海岸線の山の上をずっと縫うように通っているんです。
で、バス停で降りた人は、山の緑の中に消えていく。笑
多分、海岸まで降りていくんだと思うんですが。
PCaとか、集成材とか、全くわかってなかった頃。
確か初夏でした。
むっとした暑さの中、半日かけて展示を見て帰ったわけですけど。
収蔵庫が暑かったなぁって印象しか残ってなく。
それが、温湿度調整されて、わざと湿度が高く設定されていたとも知らず・・・とほほ。
H21年は、合格点が97点という超高得点で、比較的易しかったといわれた年。
まだ勉強始めてしばらくで、この博物館が過去問にあるのはなんとなく記憶にあったものの、内容まできっちり押えてなかったので・・・
ん?
螺旋状?
あそこ、そんなだったかなぁ・・・?
という状態でした。
上からグーグルで見ても、ぜんぜん螺旋状じゃないし。笑
建築士としての視点を欠いた状態で、見学に行ってもだめなんだなーとガッカリした建物、として、記憶に残ってます。
なんとも切ない。
もう出題はないかもですが。
しかし、ニンゲン、一度でも痛い思いをすれば、嫌でも覚えるってもんです。
人の失敗から学ぶ、ということで、見学に行ったことがあるのに、点が取れないシリーズ終了です。笑
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