2011-11-17

地域冷暖房方式、CGS-西新宿のはなし

おつかれさまです。

ついったーで、副都知事である猪瀬直樹氏(@inosenaoki)をフォローしています。

別件でついーとをたどっていたところ、しばらく前のついーとですが、こんなのがありました。(以下、ご自身のついーとの引用です。)

ブログ更新「今後の都庁舎の電力供給の地下施設。東工大の学生に現場を見せる」bit.ly/tmllvC
(2011年11月14日)
都庁も含めた西新宿の地域冷暖房システム内を、東工大生とともに見学したというご自身のブログです。



地域冷暖房システムについては、環境の試験でも出てますので、お勉強がてら。

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地域冷暖房方式は,1か所又は数か所のプラントにおいて製造された冷水,蒸気,温水等の熱媒を複数の建築物へ供給する方式であり,利点の一つとして,熱源設備の集約による省エネルギーが可能である.

答え ◎

解説
「地域冷暖房方式(DHC方式)」とは,1か所又は数か所のプラントにおいて製造された冷水,蒸気,温水等の熱媒を複数の建築物へ供給する方式であり,利点の一つとして,熱源設備の集約による省エネルギーが可能である.札幌都市部,東京都新宿新都心,東京都練馬区光が丘団地などで実用化されている.(この問題は,コード「11182」の類似問題です.)



この地域冷暖房方式、新宿新都心では、前出の猪瀬直樹氏のブログから引用するとこんな設備だそうです・・・

パークハイアットホテル(52階建て)の地下7階に巨大なガスタービン・コージェネレーション発電機(2基で合計8500kw)やボイラーが冷水管などで連結されて複雑に入り組んだ構造物を形成している。


ほうほう!
具体的に、あのパークハイアットの地下(都庁とともに故丹下健三氏設計)にあるんですねぇ~


知らなかったです。


いいですねぇ、東工大生さん。
見学したいですね~

都庁では第一本庁舎、隣にあり都市整備局や建設局がある第二本庁舎、さらに議会棟と併せて1万1000kwの需要がある。

まずは来年度、4000kwガスタービン発電機から3000kwを購入、さらに3年後の2015年にはから同社のコジェネ発電設備の更新に合わせて追加で3000kw。計6000kwを都庁に供給する予定。都庁舎の非常用電源とあわせ、災害時につよい都庁舎をめざす。

ま、将来的な展望はともかく、都庁まわりで1万1000kWの需要ですか。

多いんですか?これ。

受注金1億円とか放射能汚染物質100ベクレル/kgとか言われるのと一緒で、電力1万1000kWて、ぜんぜん実感ありません(そこか?笑)。



純粋に引き算しても、11,000-8,500=2,500kWは購入してるってことですね?

東京都は、東電から電気を。
なるほど。



そして、ガスタービンでの発電なんですね。

コージェネについての問題、最近では22202で出てます。

22202
コージェネレーションシステムの原動機にガスエンジンを使用した場合,一般に,ガスタービンを使用した場合に比べて,熱電比(供給可能熱出力を発電出力で除した値)が大きい.

答え ×

解説
ガスタービン発電方式とガスエンジン発電方式の排熱温度は,ほぼ同じであるが,ガスエンジンの方が発電効率が高いため,熱電比(供給可能熱出力を発電出力で除した値)は小さくなる.(この問題は,収録過去問題に類似しない新出問題です.)



熱電比で言うと、ガスエンジン>ガスタービン



去年の環境講習会の資料?

違う!
ウラ模試2回目?ですね、1回目かも。(空目)

すぐ忘れますから確認しとかないとですね。汗





ま、ちょっと派生しすぎましたが。

地域冷暖房システムと、コージェネレーションについての備忘録でした!

異常に勉強になりました。

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