2010-09-05

オープンテラス雨仕舞い実態調査@吉祥寺

はい。

せっかくなんで、オープンテラス!
例のガラスのじゃばらのやつーの雨処理について、実例を見に、我が地元、吉祥寺に。

いや、っていうか、用事があって昨日吉祥寺にいたんですが、小一時間待ち時間ができてしまい。



かれこれ、吉祥寺暦?年。

つか、まぁ、正確には、中央線でもうちょっと離れたとこに住んでるんですが。



前置きが長いすね。

今、吉祥寺はあっちもこっちも、開発、改修、建替え。
JR吉祥寺駅、KO井の頭線吉祥寺駅も改修工事中。ユザワヤのあったビルも、KO電鉄さんが丸ごと建替え。

それから、旧伊勢丹のあったビルも、秋ごろに向けて工事中。他には???状態。
こないだ、サンロードの屋根が全部キレイになりましたしね。

再開発をマヌガレタ、ハモニカ横丁のトイレも、商店街で整備されてましたね。がんばれ、ハモニカ横丁!


中央線立体化工事の玄関口みたいなもんですからね。立川にお客を奪われてる場合じゃないすよ。


とはいえ、長年吉祥寺を見続けてますが、やっぱ商売はたいへんそうですね。老舗はあくまで老舗で実直に商売されてますが、あとは結構入れ替わり激しいです。




というわけで、オープンテラス天国!?のハズ、な吉祥寺。
でしょ?街のウリ的にも。

昨日いたのは、東急ウラ。
東急ウラに、スタバが大々的に?オープンデッキのテラスをつくってから、雑誌ハナコさんにも積極的にとりあげられて活況になりだした東急ウラ。



そうそう、時間空いたし、テラス調査でもしますかね状態で。


ですけど。


えーーー
何気に、東急ウラのスタバは、無念にも普通のFIX窓!

あいやー


お店で買って、外のデッキテラスでお茶するんですねー
なるほど。



あきらめて、東急ウラのスタバを失礼して、裏路地をぐるっと。

んん?


んんん?


なぬ?



というわけで、意外や意外、オープンテラス天国かと思いきや、ほぼ、全滅状態。

えっと、確か、モスバーガの運営するカフェ?が途中にあって(旧アルマーニの隣り)、そこがデッキ+蛇腹のガラス窓!

しかーし。
私が見たい、床がゾロの蛇腹ガラス窓オープンテラスではなく。

デッキを床+300くらいあげてあって、その下で雨処理してましたです。
おー
ザンネン。
とほほ。


他に数店、オープンテラスのお店がありましたがー
見事に、道路から一度300mmほど上げてて。

床にはわざわざ水処理の側溝を設けてるとこなんてない。
でも、床上げるだけだったら、雨の日は、水入ってきそうですけどねー


あり。
期待はずれ。




結論としては、やっぱ、蛇腹のガラスは、高価だから採用されにくい!?




今日、これからまた出かける用事があるので、今度こそ、テラス天国!!!のはずな、井の頭公園への通りのオープンテラス実態調査、してきまーす♪

2010-09-04

仕事近況3 まだまだ雨水との戦い

えぇ。
話はちょっとグローバルでしたけど。


細かいところで、学校の屋根に降った水をどうやって流すか。


出番です。はい。むしろ、これが本業にならないといかんのです。




今、開発協議と平行してやってるのが、テラス周りの水の処理

小さいところから、水の処理を考えて、大きなところで、グラウンドに貯める計画を動かす。なかなかダイナミックです。



いやー

しかし、雨水は、下から上には流れません。

ここでも、重力との戦いが。




梁を下げるのか、床だけ下げるのか、天井はPCa板で・・・

勾配は、一般的な雨勾配1/100を使います。


そんでもって、バリフリの室内⇒室外へのゾロ展開をしたい、カフェみたいに、一面蛇腹のガラス窓で、一面開口にできるようにしたい、木デッキは耐久性がないからやらない、などなど。




上司と、計算機片手に、雨勾配と、逆梁と・・・


水を征するものは、建物を征する!?

がんばります。

仕事近況2 雨水流出抑制って?

つづき。


さて。
建築チーム&設備チームでは、ちんぷんかんぷんの数式が並ぶ雨水流出抑制

これっていったい、ナニやってんの?って話。


これって、たいがい、開発指導要綱とか、開発技術基準とか、各行政が持ってる指針があるんで、それに従って計算すればいいんです。


雨が、ざーーーーと降りますね。

個別の住宅の屋根とかは、少ないからいいんです。

でも、広い範囲でどっさりフルと?



最近、ゲリラ雨で都内でも河川がはんらんしちゃったり、浸水してますよね。あれです。


大きい範囲で、ざざざーーーーと降ったときに、普段ちょろちょろとしか流れてない川が、濁流になってますよね。




そう。
これまで、調整池なんて要らなかったんです。田んぼで水を貯めてたから。降った雨が一気に川に流れ込むことってなくて、山にしみこみ、田んぼで貯めて、それからゆっくり川に流れていきました。


余談。
河口のそばでは、わざと広範囲で田んぼをつくって、はんらんした時に田んぼに水を貯める、という都市計画が行われている場所もあります(九州)。名古屋の長良川もそうでしょうか?

昔、経験値的に、そうゆう氾濫した河の水を貯める場所だったところに、宅地をつくってしまうから、浸水やら、なにやらオオゴトになってる、とは前勤めていた会社の社長談。

今、パキスタンが、インダス川の大規模な氾濫で壊滅的と聞きます。

自分が住む土地を選ぶときの、参考になりますね。



でも、コンクリートジャングルである、市街化地域。積極的に開発しましょう、みんなでインフラを整備して儲けましょう、な地域。

屋根の水も、道路の水も全部、川へ一気に流れ込んでしまうと・・・あふれちゃう。大惨事ですね。



とうわけで、流出を抑制する。

一気に川に流れ込まないように、ちょっとずつ流す。

治水、です。理論的には、そんな感じ。



前やった会社の開発は、30haくらいの規模でしたが、そのくらいのエリアにどっさり降った雨をすぐそばの川に流すのに、3000×2000くらいの大きさのボックスカルバートを地下に埋めてます。川への接続口に堰をつくって、流れすぎたり、逆流しないように調整してます。

余裕で、人が中に入れます。途中まで。笑

道路の側溝の先って、そんなことになってるんですよ!




で、すぐそばに川がなかったら、こまっちゃいますよね。

そうゆう場合は、一時的に貯めてゆっくり流すんです。24時間かけて、ゆーーーっくり。



今、担当してる学校の敷地は約4ha。現況の学校において、敷地から雨水ようの放流先に接続する放流口はなんとφ300mm!小さッ!



ざざーーーっと降って、ざざーーーーと流すのであれば。

30haで6㎡の開口が必要だから、4haだったら少なくとも開口が0.8㎡は必要。


それが、ゆっくり流すとφ300でよいとは、正方形としてもたったの0.09㎡しかない。



こんなことが起きてるわけです。各公立の学校の校庭で。笑





まーー
ぜんぜん、一級建築士の試験問題とはまったく関係ないことですけどね。ここまでくると。


いざ、関係あるとしたら、都市計画法32条、法34条の2、公共施設管理者の同意(しつこい)。建築確認申請の、消防同意と一緒です。

仕事近況-開発行為、雨水、河川協議

九月入りましたが、まだまだ夏が続いてますねー


先日からぽろぽろと開発協議について投稿してますが。

ようやく目処が立ちました。
以下、書きながら整理します。個人的メモ。


そもそも、開発者(発注者+私の所属する会社)が、都市計画法における「開発許可」のなんとやらを理解していなかった、というのが、一因。

そして、
耐震にひっかかった今の学校を壊して、新しく学校を建てよう!という発注者を、技術的にサポートする側でなければならないのが、私の立ち位置。


しかし、雨水流出抑制に関して、私を含め建築チームでは、学校の開発行為に関して、いつまでにダレと話をして、ナニを片付けなければならないか、が、よくわかってなかったのが、一つ。

都市計画法の改正もありますからね。以前はいらなかったんですよね。都市計画法施行令21条26項。



そして。

部分発注になってしまうため、校舎棟以外の体育館棟とグラウンドの実施計画はタッチできない、私のいる会社。そのせいで、ちょっと認識が遅れてしまったのも、一つ。


グラウンドのことなんか、天然芝か人工芝か、くらいしか話題に登らず。
発注者側に高さ測量をしてもらっていないまま、開発行為を進めようとしている乱暴さが、一つ。

頼んだんですけどね。重要度が理解されませんでした。どうやって雨を流すのって!ヨウヘキはどこにつくるのって!


幸い、所属してる会社の別部署に、開発許可、雨水調整池などのプロフェッショナルがいまして。なにしろ、会社が土木コンサルですから。

昨日あれこれ事情を話して、社内的にサポートしてもらうことで、なんとか技術的には解決がつきそうです。




敬愛する建築上司いわく、
会社は勉強する場所じゃない、結果を出す場所。できる人が別部署にいるんだから、早くパスを出さないとだめだ、とのこと。

ひー
ごめんなさい。

前の会社は弱小企業で、ぜんぶ自分で調べてやらなくちゃいけなかったんで、その癖が抜けてないのを実感。

判断遅かった、私のミス。





一方。
前回の雨水流出抑制に関しての協議で。

開発行為、と言ったとたんに、法34条の2の手続きでしょ、こんなんじゃ同意なんかできないよ!どうなってんの?これは、おたくとじゃなくて、発注モトとちゃんと話さないとだめだね。といわれてしまう始末。

で、行政内での内部調整が終わっていないということがはっきりしたので、そこを片付けつつ、ととっと都市計画法34条の2の同意をとりつけようということで、発注モトとも意志確認。

来週みんなで協議です。





ふぅ。
やはり、境界が定まってない開発行為なんてありえませんでした。

境界が定まってない敷地で、確認申請も通りませんよねーふつー



会社は勉強するところではなく、結果をだすところ。

仕事に対する、自分の姿勢はどうだったのか。よく考えます。

2010-08-26

都計法29条

暑い日が続きますが、昨日きれいな満月でしたね!


実務で、高校の設計をしていると、ブログでも書いてきましたが、約1年経過でそろそろお知らせ看板が、計画通知が・・・という段。






さて。
一年かけて法規の勉強をしてきた皆さん、おわかりですか?


そうです。
開発許可です。都市計画法29条です。

4月からスタートして、スタンプラリーで奔走してきた開発協議ですが、ここへきてストップがかかりました。


早い話、開発行為の施行妨げとなる権利を有する者の同意が得られていません。



実のところ、以前から懸案事項となっていた境界に関する件を、未解決のまま進めようとしたのですが、開発許可に関して当然そんなことが通るわけもなく。


開発指導課から、当然のごとく、「地権者の同意」をかっとばしての開発許可はありえない、との回答が依頼元に届きました。


この懸念事項に関して、開発指導課と再度全体的な進め方について協議しなければならなくなり、依頼元を含めて今更あわくっています。それが決まらなければ、計画通知もなにもない、という状態。







フタを開けてみたら、このことに関して危機感を持っていたのは、「開発許可」という許可の意味を知っていた人だけのようでした。汗

建築「確認」や「認定」とは、話がぜんぜん違います。




許可を受けないで勝手に開発を進めると、法律違反で行政処分されます。

許可を受けた日以降に、許可を受けた内容と違うことをやると、法律違反で行政処分されます。許可を受けた内容以外のいかなる建築行為も制限されます。




都計法29条、恐るべし。