今日は、講師の方がウラ指導OBのOchaさんでした。
はい。
ザ・日本の極寒地、北海道の方です。
省エネ法の区分でも、寒冷地仕様ですね。
(現基準の8区分のうちの区分1、東京は区分4とか5だったかな・・・)
北海道特有の気候の話がちょこちょこ出てくるので面白かったです(ヒートショックや、結露から派生する病について等)。
むしろ、寒さ対策ができていないと命に直結する地域だけに、温熱環境に対する基礎は他地域より進んでいるんじゃないかなーと思いました。
東京育ちからしたら、常時マイナス気温とか聞いただけでも震えあがるんですけどね・・・(寒いの超苦手)
けどねー
大学で一緒だった北海道出身の友人いわく。
東京の家の方が超寒い!(北海道では、冬でも家の中で半袖で過ごします)コレ、有名ですよね。
もはや、温熱環境的には、東京の住宅はスキマだらけでお恥ずかしい限り。
私がここ数年ブログを拝見している西方里見さんも、本拠地が秋田。
この方のブログを拝見していても、寒冷地と関東の気候と全然対策が違うのがわかります。
てことは、沖縄とかまで行っちゃうと、完全に北海道とは真逆の対策が必要ですよね。
日本て、縦長で地域いろいろ、ほんと面白いですね。
てなわけで。
講習では、北海道特有の話をはさみつつ、省エネ法の申請に必要な知識やノウハウを事細かに説明頂きました。
結論から先に。
本日の収穫。
話の流れがわかっていれば、別段難しくはなさそう・・・(ほんとですか?※)
※追記
本当ですか???←Mimiさん風w
ただし、やはりゼロから資料収集して、理解して、あれこれ準備して、申請までもってこうとするとかなり小面倒臭そう・・・
つーか、設計手法を、これを期にガラッとやり方変えないとだめだろうな、という感じ。
実際、Ochaさんもそうおっしゃってました。
書類提出時に慌てても、とてもじゃないけど間に合わない、と。
先の記事にも書きましたが。
すでに、大規模な建築(第一種特定建築物)では、届出が必須なんです。
すると、まず、設計着手時に、どの熱源でいくかとか、再生エネルギーはどこまで取り込むのか、CASBEEのランクはAなのかSなのか、ルーバーはつけるのか、外周(ペリメータゾーン)の空調と内部の空調を分けるとか、エアフローウインドーにするのか、タスク&アンビエント照明にするのかとか。。。
LED照明、節水衛生機器の採用なんか、すでに当たり前すぎて、そんなの工夫でもなんでもない。笑
とにかく、省エネありき。
すべてが省エネ前提で話が進んでいくんですよね。
だって、申請でひっかかるんですもの!
それが、やっと住宅にも浸透してきたかー
という感じでお話し伺ってました。
最初から省エネありきの設計、が3年後の2020年には標準になる、ということです。
戦略的に省エネをやってくのが標準になる、と。
ドイツをはじめとする欧州では、すでに当たり前になってますけれども。
いやはや。
先達に話を聞く機会って、お金払ってでもした方がハナシハヤイですね・・・
独学だと無駄足が多すぎる。
これから一級建築士になる方も、今なられている方も、温熱環境がわからないでは仕事にならないのですよー
あと3年後の2020年に。
そして、近い将来(いつだったか失念)、全建物が届出制ではなく義務化されるとのこと。
構造に関しての知識は、地震大国ゆえ多少なりとも浸透してきているけれども。
温熱環境についても、そうゆう世の中になる、というのを認識した一日でした。
この年度末を終えて一息ついたら、私もまた猛烈に勉強しようと思います。
つづく
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返信削除おはようございます
返信削除Mimiです。
私の先輩に北海道出身の人がいて
一緒に現場やった時に
現場も事務所もやたらに暖房かけたがっていました。
挨拶より先に
寒いから入ります。
省エネと話しそれましたが
灯油補給が
結構
大変な業務だった事思い出しました。
ちなみな
本当ですか?❓?
の使い方のポイントは後ろに❓を3個以上重ねるのが基本です。
本当ですか???
(笑)
また遊びに来ます。
いやー
削除やっぱり、北海道の方は、寒さ&断熱&結露に関してはピカイチですね。
私も、寒冷地では設計するのにかなり戸惑いそうです。
一方で、関東は冬もさんさんと太陽光が注ぐ地域であって、太陽熱、太陽光がうまく使えたらかなりよい温熱環境が、空調設備最小限でできると理解してます。
日射取得熱も、活用次第。
これからどんどん、そういった地域性、地域色のつよい設計が求められるなと。
早く発想変えないとですね。