うーん、丁寧にやりすぎか。
Web講義、ぱらぱらとしか眺めなかったのですが、今回じっくり眺めつつ問題解きつつをやってます。
膨大な量なのであまりオススメできませんが、足を止めてじっくり内容を読むと、新たな発見がありますね。
例えば。
コンクリートのヤング係数の話。
合格物語 Web講義 02 コンクリート」より引用
コンクリートのヤング係数に関しては,「合格物語」に収録されている問題コード03243他の解説に掲載してあるように,単位容積重量γと設計基準強度Fcは共に分子にあるため,軽量コンクリートより普通コンクリートの方がヤング係数は大きいことがわかります.また,最大圧縮時と原点を結んだ線ではないことに注意しましょう.
落ち着いて考えればぜんぜん難しくないのに、文章で書かれると混乱するやつです。
Ec=3.35×10^4×(γ/24)^2×(Fc/60)^1/3 (N/mm2)
コンクリートのヤング係数Ecは、
「コンクリート設計基準強度(=コンクリート圧縮強度)Fc」と
「単位体積重量γ」に比例します
そういわれてるだけですよ。
どうして、これ間違うんでしょうねー
我ながら。
ヤング係数が、単位体積重量に比例する。ということは、軽量コンクリートと普通コンクリートで、どっちがヤング係数が大きいか、とか、もう自明ですよね。
重たい方がヤング係数が大きいに決まってるじゃないですか。
そうすると、コンクリートの強度も、重たい方が大きい。
うーん。
落ち着いて考えたら難しいこと、ぜんぜんない・・・(T_T)
なお、
問題的には、こんな感じですよね。
問題07244
コンクリートのヤング係数は,応力ひずみ曲線上における圧縮強度時の点と原点とを結ぶ直線の勾配で表される
答え ×
解説 コンクリートのヤング係数は,応力ひずみ曲線上における圧縮強度の1/3~1/4の点と原点を結んだ直線の勾配で表わされる.
応力ひずみ曲線って、例のフックの法則ですよ。
ヤング係数E=応力σ÷ひずみε=1/ε×σヤング係数Ecは、確かに「圧縮応力σ(=圧縮強度)」に比例はするんですが、フックの法則によると1/ε分だけ小さいってことですよね。
それが、量でいうと、1/ε=1/3~1/4くらいと。
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2018年4月9日 追記
合格物語ブログ大賞に参加されてる、北野茶さんブログが、絶頂わかりやすい。
こう考えたらよいのですね・・・
構造ができる方は違いますね。(私ができなすぎ
コンクリートのヤング係数
追記 ここまで
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他にも、ありますが割愛。
こうゆう似たような言葉をきちんと覚えてないから、あたふたするんだろうなぁーーー
構造文章題も、すこし落ち着いて計算式を書いてみれば、たいしたこと聞いてないんだなと。
そんな風に思いました。
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2015年11月30日 追記
この記事、妙にアクセスが多いので、読み直した感想というか、
書いた時を思い出して、記事にしてます。
振り返ってみると、こうやってブログでがんばってモチベーション上げてたんだなぁ・・・なんて。
ご参考まで。
学科のベンキョー、マンネリ打破!の話
っと、そうきました?
返信削除さすがです。勉強になりました。
すばらしいです。
ゆっくり考えたら、なんのことはないんですがねーーー
返信削除しかし、いっこいっこ意味考えてると終わらないし。笑
やんなっちゃいます!ほんと。