2016-03-28

ウラ指導、耐火関係の法規講習会に参加

いやー
昨日、被災建築物応急危険度判定士の勉強会参加しまして・・・
東京で地震起きた場合の火事やばい、建築士として何ができる?都市の不燃化大事、耐震化と並行してやらないとね、という話で盛り上がったところだったので・・・

今日のウラ指導、耐火・防火関係の法規講習会は、むちゃくちゃ勉強になりました。

70名で満席。
諸事情で、講師のありさんのお隣で茶々を入れる役(違う)を仰せつかりまして・・・
みなさん、内容ついてこられたでしょうか・・・



私も、受験生時代から換算すると、同じ内容の講習会に4回か5回?出たことになります。

今から思えば、最初の2~3回は、ほぼ内容がわかってなかったなと。

なんで、こんな規定があるんだーーー?
細かいし、条文の読み方わかんないし、面倒だー

くらいにしか思ってなかった。
初受験&実務経験浅いとなんてそんなもんです。

でも、やっぱり、それじゃいけない。
手を抜くと、火事で人の命が失われるという観点から、みっちりやりましたけど・・・
試験対策中は、やっぱり無我夢中だし、全体を俯瞰するのは難しかった。

合格してからの方がゆっくりと条文と向き合えるのと、実務でガチンコしているので必要に迫られているのと・・・

でも、今日のお話しにあったように、ポイントを理解して進むと、案外するっといけるなと。



法改正があったことによって、名称の変更とかありますけど、やっぱりやってることは一緒。

  • 内装制限で、居室の壁・天井と、廊下・階段等の壁・天井に求められる内装材の違い
  • 別表1(3)の学校系と、内装制限の規模規定から除かれる「学校等」の違い
  • 耐火構造、準耐火構造、防火構造の違い
  • 耐火性能、準耐火性能、防火性能、準防火性能の違い
  • 不燃、準不燃、難燃材の違い
  • 屋内で発生する火事と、建物周囲で発生する火事の違い
  • 耐火建築物の主要構造部に求められる仕様規定・認定と、耐火検証法の計算による規定・認定の違い
  • 四つの準耐火建築物の違い
  • 防火設備の遮炎性能と準遮炎性能の違い
  • 法22条地域と、防火・準防火地域の違いと、外壁・屋根に求められる性能の話
  • 単体規定と集団規定の違い
  • 防火区画(略)
などなど。

相変わらず、ブログ書きながら、資料みつつ復習しております。笑


法27条については、木三学、というのが新しくできた、という理解。
令110条はもう一度、資料と一緒ににらめっこしたいと思います(明日休みとった)。

大事なのは、「建物のどの部分に、どこの火災に対する、どんな性能が要求されているのか」。
でした。←講習会資料より
まる。

私も、ほんとにたくさん発見がありました。

あー
そうゆうことだったのか。


法22条と、防火・準防火地域の違いとか、ありさんの説明聞いてピンときました。

都市計画で決まってる地域(都市計画法のいろいろな手続きを得て決まる)と、特定行政庁が単独で地域により密接した形で指定する地域、の違いですね。

いやはや。
てんこもりー

試験対策としてもたいへんですけど、コレ、実務でも、きちんと理解してないとほんと仕事にならない(今の私です)・・・

建築基準法の山場のうちの一つ、ですので、私もこれを機会に理解進めたいと思います。

参加された方は、二日間おつかれさまでした。
大阪の方は、心して(?)参加されてください。

ありさんの授業は濃いし、徹底してるし、完結だし。
このような機会を与えて頂いて、ありがとうございますm(_ _)m

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