一級建築士学科試験の合格発表もあったということで。
独学支援の合格物語で、平成27年のブログ大賞が発表されてました。 → こちら
グランプリ受賞された五号さん、おめでとうございます!!! → こちら
製図でそれどころじゃなーい!という声が聞こえる・・・
一方で、今年ブログ大賞参加の方で、あと数点のボーダーを越えられなかった方が多くて、とてもザンネンです・・・
というか、お力になれず・・・
きびしーなー(とほほ
受験回数に1を足すことになってしまった方を思うと・・・
個人的に、この試験について、長期受験生に向けて最近思うことを書きます。
(全ての方に当てはまるハナシではないので、参考のひとつとして。)
だらだら受けてきたし、来年はいったん休憩!という選択肢もありじゃないかなと。
だってね?
合格した後のハナシで申し訳ないんですが。
ずいぶん、試験のために時間を費やしたんだなーと。
実感として思うわけですよ。
そうなってしまった理由っていろいろあると、自分でもよくわかってます。
もちろん、これから仕事してく上で、責任もって仕事するには必要な時間だったわけですが。
受験し始めたころは、「ぜったい来年で合格する!」とか毎年思ってたけど。
今から思えば、相当ヘナチョコだったよなーと。
破産した会社から大企業に拾ってもらえて、職場の大先輩に「あと三年必要だな」といわれたのは、よく覚えてます(このハナシは、チョコチョコ書いてます)。
言われた時、えーと思ったけど。
そもそもの、建築的な知識も経験も足りなかったので、そうおっしゃってくださったんですよね。
今から思えば、当時の上司たちも、「雇ってしまった手前」かーなり温かい目で見ててくれたんだなーと。
こっちは、そんなことすら全く見えてないですが・・・恥
なので、もう少し仕事上の経験値を上げてから受験するってのもありかなと思うのです。
ひとまず、手持ちの仕事に集中するという意味、です。
試験だから、試験だから、と、普段の業務をおざなりにしてませんか?
- 自分で調べて、責任もって決断する方法
- 仕事上での機転の利かせ方
- 膨大な量を締め切りを守って、要領よくこなす方法
- 大量の情報から、優先順位を決める、取捨選択する方法
コレって、結局試験勉強にも通じるんだなと、改めて思うから。
私自身、周りの超デキる一級建築士、構造・設備一級建築士の方がたに囲まれて、足手まといしてる感を、かーなり味わいました。
上司たち、めっちゃ仕事はやー!
めっちゃ判断はやー!
判断的確ー!
手戻り、すくなーい!
そりゃー
どんだけ自分でやったつもりになったって、合格しないわけだ・・・
とつくづく認めざるを得なかったわけで。
ここに追いつくには、仕事の経験値を相当上げないといけないぞと、震え上がったわけです。
どうでしょうか?
この辺の過程は、母が一番よく知っています。
合格後に、母と話していて。
ずいぶん時間がかかったし、母にも相当負荷をかけたとぼやいたとき・・・
「転職した頃は、まだまだ経験が足りなかったんでしょう」
母は、転職前と後の私の仕事ぶりをずっと見ているので、数段上に向かってギアチェンジしてるんだなというのは伝わってたかと。
転職当時、仕事5、勉強5ぐらいの比率だったんで・・・
気持ち的にも滅入るわ、仕事は減らないわ、父が倒れたのに介護せず私生活犠牲にしまくるわ・・・
挙句に、体調壊しまくり。
完全なる自業自得。
今から思えば、
あの転職後の2年ちょいは、仕事を覚えるためにも、仕事8、勉強2くらいにしとくべきでした。
私の場合、全ては目指すべきゴールをカンチガイして、「今年合格するわ!」という意味不明な執着心だったわけですけど。
もちろん、勉強の手は全く止めないほうがいいとは思いますし、その人の知識量や経験値にもよりますけど。
でも、翌年受験勉強を本格的に再開したときに、試験が新鮮にうつるはず。
そのタイミングですっかり忘れてる内容って、結局理解してなくて記憶で詰め込もうとしたってことなんじゃないかと思うし。
10月の検証会が始まるまでに、しばし勉強に対する姿勢を模索されるとよいかなと。
結局は、合格するために自分はどうするか、ですしね。
padmateaさん、おはようございます。
返信削除TOTOです。
今回のブログ、もう一度自分自身に問いかけるいいブログですね。
学科を突破しようと3年間(その前から受験はしていましたが・・・・)自分なりに頑張ってきていましたが、モヤモヤ感のみが残り、
スッキリしていません。
padmateaさんのブログを読み、検証会までには自分に問いかけ(一回休みも視野に入れながら)方向を決めていこうと思います。
TOTOさん
削除お疲れさまです。
毎年受験となると、時間的にも精神的にも結構な時間を費やすことになりますので・・・
あと一点を繰り返すのも、TOTOさんには必要な時間かもしれませんが・・・
時が熟すまでトライし続けるか、休憩するか。
ともかくも、モチベーションが下がったまま、だらだらと受験することだけは避けた方がいいかなぁと。
そんな思いで書きました。