H26年の計画で出たのですが・・・
勉強不足のため、全く知らず。
単体だと、知っていた人は相当レア!?
古い建物が大好きな人、リノベーションに興味がある人はひっかかったかもしれません。
が。
こうゆう問題、見た瞬間にあたふたしてしまうんですよねぇ・・・
出題者側としては、脅かすとか、そうゆうのではないと思いますが。
26124ちなみに、H26年12問目の1~4選択肢を見てみると。
「求道學舎(東京都文京区)」は,80人が集まって生活することに重点を置き,居住者全員で使用するリビングスペースや浴場等の共有空間の充実を図っている.
1 「Mポート」(熊本県熊本市):過去問
2 「桜台コートビレッジ」(神奈川県横浜市):過去問
3 「りえんと多摩平(東京都日野市)」:新問
4 「求道學舎(東京都文京区)」:新問
むむむ。
1、2選択肢は過去問なので、絶対振るい落としたい問題。
一方で、3、4選択肢は新問。
これは、完全にアタマ抱えた系ですね。
知ってたらラッキー、だったのかな・・・
しかし、3、4選択肢とも、再生・リノベーションネタ。
時代の流れ的に、その方向なのでしょう。
話戻しまして。
求道会館・求道学舎とも、名前が似てますが・・・
「会館」の方は、宗教・集会所施設。
「学舎」の方は、学生寮。
最初は、一緒だと思って、混乱してました(そこ?)。
いくつか、リノベーションを手掛けた建築家の方の紹介サイトがあるので、引用しておきます。
INAX 第四回リノベーション・フォーラム
次世代住宅のためのSI(ゲスト:近角真一)
東京R不動産 COLUM R100 TOKYO Life
築88年のリノベーション住宅「求道学舎再生物語」
10+1 Renovation Archive[084]
コーポラティブ集合住宅[学生寮]
私が読んだ「求道学舎 再生」。
求道会館・求道学舎の建て主:近角常観氏の孫真一氏の奥様が書かれた本。
孫の真一氏も、奥様のようこさんも建築家。
求道会館の保存再生から始まって、奥様としても遠巻きに見ていた事業だったけど・・・
求道学舎の再生となっていよいよ巻き込まれていく・・・!?といった内容。笑
いかにして、古びた建物を再生する資金を調達するか。資金調達のため、いろんな制度を調べ上げ、あちこち走り回った話もちらり。
それから、耐震。
コンクリートの中性化との闘い!?
裏側の大量の苦労は文章にしてしまうと、あっけないのではないかと思います。
でも、改築後のとても楽しそうな生活がこちらにも伝わってきて、元の建物のよさと相まってうらやましい限りです。
ともあれ。
一級建築士の試験的には・・・
- 設計者 武田五一
- RC造4階建て、L型の学生寮の改築
- コーポラティブ方式
- 定期借地権分譲住宅(60年+その後猶予2年)
求道「会館」の方は、東京都の指定文化財になっているので、見学は可能。
サイトはこちら。
「学舎」の方は、分譲住宅なので、見学は難しそうです。
もともと、東大の学生用の寮とあって、本郷付近。
機会があったら、寄ってみようと思います。
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