昨日書いた記事にウラ指導の講習会案内を載せたのですが。
ガッツリ、タイトル間違えました。
今週末の1/7(日)、8(月・祝)にやる講習会は、学科本試験の検証講習会です。
・・・。
計画でも、オストメイトについての出題が2選択肢(初出題、29091、29092)。
法規で、2000㎡の旅館についての出題が1選択肢(29264)。
改めて、計画で出題があった「高齢者、障碍者等の円滑な移動等に配慮した建築設計標準(国土交通省)」を見てみました。
ここで大事なのは、数値・寸法を丸暗記しようとすること・・・
ではなく・・・
こういった、バリフリの理念を理解すると忘れにくいです。
こんな風に、例えばバリアフリーについて一貫した勉強をすると、アタマに定着しやすいかなーと思います。
今週末の1/7(日)、8(月・祝)にやる講習会は、学科本試験の検証講習会です。
『上手な解き方ワークショップ』と間違えてましたので、記事を訂正するとともにお詫び申し上げますm(_ _)m
日時等は、改めてウラ指導サイトにてご確認ください。
・・・。
さて。
学科の検証講習会目前にしつつ、H29年のものはまだ法規しか解いていなかったので・・・(え。
今日大急ぎで計画を解いてみました。
計画 14点/20点。
おおお。
噂のバリアフリー(ウワサしてるの私だけ)。
製図の、要求室の多機能トイレの欄に「オストメイト」の文字や、記述にて車椅子使用者用客室の室内のバリアフリー対策について出題があってびっくりでしたが・・・
計画でも、オストメイトについての出題が2選択肢(初出題、29091、29092)。
法規で、2000㎡の旅館についての出題が1選択肢(29264)。
やはり、学科で「前フリ」があったんですね・・・
なるほど。
1 バリフリに配慮した建築設計基準(国土交通省)
改めて、計画で出題があった「高齢者、障碍者等の円滑な移動等に配慮した建築設計標準(国土交通省)」を見てみました。
「国土交通省のバリアフリーについてのトップページ」
↓
右側のサイドメニュー「各種ガイドライン」以下に、「高齢者、障碍者等の円滑な移動等に配慮した建築設計標準」のリンクが出ています。
最新版は平成28年ですね。
ちょいちょい改正されるので、国土交通省のホームページのどこに掲載されているかを覚えておいて、その都度最新版を確認するとよいと思います。
私自身、ここ4年くらい、「バリフリ旅客施設・車両編」を参照するか、
建築物を担当したとして「特定建築物」でも「特別特定建築物」でもなかったので・・・
「建築物の」バリアフリー基準にうとくなってました・・・(コラ
2 H29年製図課題「リゾートホテル」
そうゆう意味で、H29年の製図課題。
指定面積も2000㎡を超えていますので、課題文にも「特別特定建築物に該当し、移動円滑化基準を満たすものとする」という記載ありです。
課題文で、バリフリについてこんな記載あったのは、H29年が初めて?では?と思いますが、どうでしょう・・・?
教えて、satoさんー(名指し
教えて、satoさんー(名指し
まぁ、いずれにしても、製図試験の場合初出題の内容は、受験生全員がびびってまともに書けないので、テキトーに?言葉尻を濁して切り抜ける他ないわけですが・・・(爆
ここで、学科を受験されている方は・・・
パッと・・・
バリフリ法・・・
特別特定建築物・・・
移動円滑化基準・・・
法14条?
・・・だっけ?
と出てくるようになると、法規の勉強の甲斐がありますね?
3 学科・製図ボーダレス勉強法のススメ
『法規』でまず、どんな用途の建物で、どの程度の規模に義務化されているか、バリフリ法の申請の流れと移動円滑化基準基準の掲載箇所(令10条以降~)を把握。
↓
『計画』で、「移動円滑化基準」の細かい内容を、「高齢者、障害者等の円滑な移動等に配慮した建築設計標準」を見ながら、過去に出題されているところだけでも追いかける。
↓
『製図』の出題内容を読み、上記基準を確認しながら、具体的にどのように記述したらよさそうか考える(アウトプット)。
ここで大事なのは、数値・寸法を丸暗記しようとすること・・・
ではなく・・・
- なぜそうゆう数値にした方がいいのか
- バリフリ基準は、具体的に、「どういったバリア」に対して「どう対処していこうとしているのか」。
こういった、バリフリの理念を理解すると忘れにくいです。
こんな風に、例えばバリアフリーについて一貫した勉強をすると、アタマに定着しやすいかなーと思います。
どうでしょう?
このPDF、製図試験前に読んでいた方いらしたら「ビンゴ!」ですね。
1ページ目の「主要改正事項」を引用します。
2には、オストメイト設備について、記載されています。
これまで、「多機能トイレ」として一括で設置されていましたが、方針が変わっています。
計画の問題の内容と一緒に、改正の理由も含めて覚えてしまいましょう。
もはや時事問題に近い感じではありますが・・・
H29年の学科・製図試験を通して、バリアフリーに関しての出題意図が、なんとなく理解できましたでしょうか?
「高齢者、障害者等の円滑な移動等に配慮した建築設計標準」
ちゃんと目を通しておいてよ、来年以降も出すかもよ?っていう声・・・?
聞こえませんか・・・?
えッ・・・?
「深堀りしすぎないように、サラッとやる」と書かれていることがありますが・・・
こうゆう風に、一つのテーマについて突っ込んで勉強することは、「深堀り」とは言いませーん。
2巡目以降で、ぜひ、理解をどんどーん深めていって、その数を一つでも多く増やしていってください。
アウトプットが、180度変わってくると思います。
このPDF、製図試験前に読んでいた方いらしたら「ビンゴ!」ですね。
1ページ目の「主要改正事項」を引用します。
- ホテル客室のバリアフリー化の促進
- トイレのバリアフリー化の促進
これまで書いてきたこと、まんまですね~
1については、2ページ目にホテル客室の事例が出ていますので、↓このまま製図の記述に書いておけば、カンペキです。笑- 客室の出入口の幅は80センチ以上、段差を設けない。
- 浴室・便所の出入口は80センチ以上、段差を設けない。
- 浴室・便所には、手すりを設置する。
- 通路幅100センチ以上。
- ベッド周りに、車いす回転スペースを確保する。
段差はとにかくダメなんですね。
視覚障害者には2センチまでの段差(白杖が反応できる凹凸)と言われていますが・・・
車いす利用者の利便とのせめぎあい・・・
これこそが、すべてのバリアーに対してフリーであろうとすることの難しさかと・・・
2には、オストメイト設備について、記載されています。
- オストメイトとはなんじゃらほい。
- 乳幼児連れと車いす利用者と、オストメイトの方と。具体的にどんな風に設計した方がいいのか。
これまで、「多機能トイレ」として一括で設置されていましたが、方針が変わっています。
計画の問題の内容と一緒に、改正の理由も含めて覚えてしまいましょう。
4 出題者の意図?
国土交通省としても、客室とトイレのバリアフリー促進ついては、オリンピックも近いし、少子高齢化はますます進むし、とにかく即急に対応したいという姿勢が見えますね。もはや時事問題に近い感じではありますが・・・
H29年の学科・製図試験を通して、バリアフリーに関しての出題意図が、なんとなく理解できましたでしょうか?
ちゃんと目を通しておいてよ、来年以降も出すかもよ?っていう声・・・?
聞こえませんか・・・?
えッ・・・?
5 ボーダレス勉強法と、深堀りの違い
よく、受験生のブログを拝見していると、「深堀りしすぎないように、サラッとやる」と書かれていることがありますが・・・
こうゆう風に、一つのテーマについて突っ込んで勉強することは、「深堀り」とは言いませーん。
きちんと、数値が生まれた理念や原理原則、背景なんかを含めて覚える。
2巡目以降で、ぜひ、理解をどんどーん深めていって、その数を一つでも多く増やしていってください。
アウトプットが、180度変わってくると思います。
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