へぇ?
Victoria Beckham collection?
あれ?
ベッカムの奥さん、ファッションデザイナーに・・・?
と思ってウィキってみたら。
なんと出身がHarlowて書いてある(念のため英語版wikiも見た)
え。
あの?
引出しは、そこか?
という感じですが。
一級建築士の製図合否待ち期間にイギリス訪問しました。
せっかくの機会なので、イギリス内でどこかnew townを実際に見たいと。
行ったのは、Milton Kienes(ミルトン・キーンズ)。
なんやねーん、この問題!と思ったので。
22012どこそれ?イギリス?状態。
ロンドンの北方に位置するミルトン・ケインズは,イギリス最大級のニュータウンであり,近隣住区論による空間構成を忠実に具体化した計画案に基づいている.
答え ×
つたない旅行記ですが。
その1 その2 その3
ハナシ戻しまして。
候補から落ちましたこのHarlow(ハーロウ)。
13242これです。
ハーロウニュータウン(イギリス)は,近隣住区方式の原則に基づき,明快な住区の段階構成をもつニュータウンである.
答え ○
ベッカムの奥様であるビクトリア・ベッカムさんは、このハーロウの中心にあるプリンセスアレクサンドラ病院でうまれたそうです。
つーことで、Harlow生まれ。
言わずもがなのセレブですね~
で。
ハーロウは、ロンドン郊外の衛星都市です。
ミルトン・キーンズよりも、もっとロンドン寄りで、北西の位置。
車でも電車でも、ロンドンからすぐですね。
東京から言うと埼玉とか神奈川くらいな距離感でしょうか。
時代とともに変わってきた感はありますが、当初は近隣住区。
以下、このURLとか、いくつかのサイトを意訳してます。
http://www.british-history.ac.uk/vch/essex/vol8/pp149-158
http://en.wikipedia.org/wiki/Harlow
戦後のロンドン人口集中を緩和するために開発。
しかし、第二次世界大戦後の物資不足で、最初の頃は建設スピードも遅かったとか。
1946年に開発の構想がつくられ、翌年1947年に開発がスタート。
元々の人口が4500人だったのが、ピークの1974年には81,000人。
若いカップルが大量に入居し出生率が高かったので、街自体がベビーカーと称された時期もあったそうで。ウケる。笑
元々ハーロウと呼ばれる小さな集落があって(現在Old Harlowに名称が変わっている)、そこを中心に開発が進んだようです。
Old Harlowに居を構えたドボク技師と作業員たちが、通いやすい範囲から西と南へ拡張していったとのこと。
また住居建設と並行して、工場などの開発も進められ、少しずつ範囲を広げていって、最終的には25ヘクタールの大きさだそうで。
開発の最大のポイントは、工業生産と大量の雇用を生み出すこと。
そして、その周辺で暮らす人たちのための街をつくること。
主な工場としては、2002年に閉鎖するまで活躍したビスケット会社、アメリカ軍事産業のレイセオン社、医療福祉系のグラクソ・スミスクライン社などがあるそうです。
これらの工場のおかげで、街が潤っていたということですね。
以下、略。
東京の多摩ニュータウンとかと違うように感じるのは、住宅オンリーのニュータウンでないことかなーと。
多摩ニュータウンの場合は、都内に通う人が多いですからね・・・
このハーロウの場合は、街に住んでる人が、おなじ街の中にある工場に勤務している、みたいな感じなんじゃなかろうかと。
職住接近?
そこんとこは、実際行ってみないと、よくわかりませんが。苦笑
まー
ともあれ。
ベッカムの奥さん出身の街で、近隣住区ね、みたいな。
周辺知識が少しでもあると、記憶に残りやすいかなと。
ご参考まで。
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